仕事ができるようになりたいのなら、中小企業へ飛び込め!

生き方

仕事ができるようになりたい!

仕事をしている人であれば、皆がそう思っているはずです。

仕事ができれば会社からの評価は上がり、給料も上がる。

そして出世もできる。

いいこと尽くめですよね。

でも、努力すれば誰でも仕事ができるようになるかというとそういったことはありません。

やはり、勉強でも、スポーツでもそうですが、能力には生まれ持った部分が大きな割合を占めたりもします。

いわゆる才能ってやつですね。

仕事ができる人には、元々才能がある人も多い。

特に起業家や外資系で働いている人には最初から秀でた人が多いのは事実です。

では、私たちのような凡庸な人間はどうすればよいのか。

それはもう努力するしかありません。

努力しないよりは努力したほうが良いに決まってます。

レベルはさておいて、現状よりは仕事ができることは十分に可能です。

では、少しでも上のレベルに行くために何をすべきか。

それは『中小企業に入って鍛えること』です。

努力の内容は、各人の仕事内容によりけりですが、努力をするには環境が非常に大事になってきます。

そこで、仕事ができるようになるための環境として『中小企業』で働くことをオススメします。

今回は、仕事ができるようになりたければ中小企業に入るべきだとする理由について説明します。

 

仕事ができるようになるには環境が大事です。

仕事ができるようになりたい。

これは金持ちになりたいと同じくらいに漠然とした目標ですね。

いくらお金があれば金持ちと言えるのか。

それは本人の満足度でしか測りようがありません。

100万円で金持ちになったと満足する人もいれば、10億円も持ってもまだ金持ちではないと思う人もいます。

仕事ができるようになりたいも同じようものです。

上を見ればそれこそキリがありません。

それに、仕事ができるというのは生まれもっての才能の部分もあります。

学生時分に成績優秀な人が居ませんでしたか。

勉強しなくても成績優秀な人はいませんでしたか。

最初から持っているものが違うんだと羨ましく思ったものです

たぶん仕事にもそういった生まれ持った能力というのがあるに違いありません。

しかし、会社員として仕事ができるようになるのは、勉強ほど才能の部分は必要ないのではないでと思っています。

努力すれば、程度の差はあれど、十分なレベルまで上昇できるのではないでしょうか。

努力と一口に言っても、色々な方法があります。

自分で勉強したり、優秀な上司や先輩に指導してもらったり、資格を取ったりと色々な方法があります。

それとは別に、仕事ができるようになるために必要なことは『中小企業で働くこと』です。

というのも、仕事ができるようになるには『働く環境』が大事だからです。

中小企業には、仕事ができるようになるための環境が整っています。

以下では3つの観点から、中小企業が「仕事をできるようになりたい人」にはうってつけの環境が用意されていることを説明します。

中小企業ではサポートがないため自分を鍛えることができる。

中小企業に転職すると、最低限のことは教えてくれます。

全く何も教えてくれなければ、どんな優秀な人でもスタートを切ることはできませんから。

最低でも資料はどこに保管されている、データはPCのどこに保存されている、といったことくらいは教えてもらわないと困ります。

あとは、これから仕事の上で関わる人との顔合わせです。社内外を問わず、関係者には引き合わせてくれます。

そして、そのあとは。。。何もありません。以上です。

ここからは、自分で仕事を覚え、分からないことは自分から聞いて回り、そして改良を重ねながら仕事を進めていくことになります。

中小企業で働く社員の特徴の一つに、他者の仕事をサポートしようとする気持ちが薄いことがあります。

中小企業の多くは資金に余裕がない事、人材層が薄い事、といった理由から社内の教育や人材育成に力を割くことができません。

仕事を確保すること、利益に直結する仕事のみに目が向き、周囲に目配り気配りすることへの関心が薄いのです。

こういった環境で中小企業の社員は仕事をしてきているため、中途で入社してきた者に対しても、サポートしてあげようとかいった気持ちはありません。

私も中小企業への転職を数回していますが、ほとんど最低限の事だけ教えて貰って、あとは放置されていましたね。

でも、こうした環境は考えようによっては、自分を鍛えるにはもってこいの環境なのです。

なぜかって?

それは自分でもがきながら、調べながら、壁にぶつかりながら、仕事を進めることになるからです。

孤独の戦いですね。

でも、それだけ追い込まれたほうが成長は早い。間違いなく加速度的に仕事力はアップします。

誰かに仕事を教えてもらえるときは、仕事のやり方や手順など表面的なものばかりを頭に叩き込むことになります。

しかし、誰にも教わらずに自分で調べながら仕事をやっていくと、仕事に関する深い知識が自然と身に付いてきます。

このことが仕事力の向上につながります。

具体的には応用が利くようになるし、改善点が見いだせるようになります。

そうなってくれば、あなたは「仕事ができる人」と周囲から認められるレベルまで到達したことになるでしょう。

中小企業では何でもやらせてくれる。

中小企業は大企業と違って、担当業務の線引きがあいまいです。

「ここからここまでが、あなたの担当です」といった線引きが明確にされていません。

少ない社員で数多くの業務を抱え、会社を回しているのが実態です。

その背景には、一つ一つの業務に一人の担当者をつけていては会社の人件費が高くなるということがあります。

中小企業は大企業ほど経営に余裕がないのです。

でも、そうした環境も逆手に取れば、自ら手を上げれば、担当業務を増やすことができるということです。

じつは幅広く業務を担当することは、仕事ができるようになるために必要なことです。

どういうことかと言いますと、幅広く業務を担当することで仕事の流れが見えてきます。

例えば、大企業は担当が細かく分割されているため、自分の担当業務が一連の業務の流れのどの部分を担当しているか把握できません。

仕事ができる人は、提案力や対応力を有しています。

ただ割り当てられた仕事だけを機械的にやっているだけではこうした能力は上がっていきません。

中小企業では広範囲に渡って業務を担当することで、大きな視点で仕事をとらえることができるので問題が発生したりしても対応できます。

そして、いまよりも効率的な仕事のやり方を提案したりもできます。

また、中小企業では難易度の高い業務にも就くことが比較的簡単にできます。

難しい仕事、誰もがやりたがない仕事に取り組むことは、仕事ができるようになるためには必要なことです。

自分の現レベルと同等の仕事をやっていても、伸びることはありません。

自分の現レベルよりも、少し高いくらいのレベルの仕事をしなければ実力は付きません。

中小企業は「横方向」にも、そして「縦方向」にも仕事を拡大するチャンスに恵まれているのです。

中小企業では権限を持って仕事ができる。

中小企業では出世が早く、人の上に立って仕事ができます。

つまり管理職になりやすいということです。

大企業に比べて、ライバルが少ないというのが一番の理由です。

管理職になれば、給料も上がるし、権限も持てます。

さらに言うと管理職を経験しておけば、40代以降の転職が厳しいと言われる年代においても、転職を成し遂げることができます。

詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
・35歳までに『マネジメント能力』という武器を手に入れておくこと。

管理職になるとこれだけ良いことがあるのですが、実はもう一つあります。

それは「仕事ができるようになること」です。

人の上に立って仕事をすることで、あなたの能力は大きく向上します。

管理職になって意思決定をして、部下やお金を動かすことで判断力や決断力など仕事に必要な能力が養われていきます。

これは管理職にならないと、身に付かない能力です。

こうした能力は、仕事ができるようになるのは必須の能力です。

おわりに

仕事ができるようになりたい!

そのためには『中小企業という環境』が最適ということです。

中小企業は人材が少ないだけに、積極的に仕事をしたい人には申し分のない環境が手に入るからです。

大企業ではガチガチに固められた組織のため、スキルや能力を伸ばす環境には適していません。

大企業を辞めた人が転職すると使えないという話を聞いたことがありませんか。

この種の話はよくある事で、大企業の社員は会社の看板に守られた環境で仕事をしているため、外に出ると能力が低いことがバレテしまいます。

やはり自分を鍛えたいのであれば、中小企業で働くことにつきます。

働く環境は、本当に重要です。

しかし、ここで注意してほしいのは中小企業であればどこでも良いというわけではありません。

成長中の元気の良い中小企業でなければいけません。

業績が横這いの野心のない中小企業では、会社にエネルギーがないためモチベーションが上がってきません。

そしてもう一点気を付けるべきことは、中小企業はオーナー企業だということでワンマン経営の会社が多くあります。

ワンマン経営だと、自由が効かない部分があり、伸び伸びと仕事ができない可能性が出てきますのでできるだけ避けるべきです。

⇒オーナー企業で働くことは自分を殺して生きること。

あなたが仕事ができるようになりたければ、以上の要件を満たした中小企業に飛び込むべきです。

それもできるだけ若い時のほうがよいでしょう。

年齢で吸収力が全く違いますから。

そして最後に中小企業の求人探しについてですが、以上の要件を満たす中小企業の求人を自分で探すとなると時間がかかって仕方ありません。

そこで『転職エージェント』を利用することをオススメします。

転職エージェントは、あなたが希望する求人を探して紹介してくれるサービスをおこなっています。

「成長中の元気のよい中小企業」

「オーナー色が強くない中小企業」

という希望を伝えることで、それに近い求人案件を紹介してくれます。

ハローワークの求人だと、求人票から中小企業の求人であることは確認できるのですが、成長中の元気のある会社がどうかといった中身までは分かりません。

その点、転職エージェントの求人は求人記載の会社の内部情報に精通し、会社の中身まで把握したうえで、あなたの希望に適した求人を紹介してくれます。

転職エージェントについては『ビズリーチ』(直接スカウトから連絡が来ます)に登録しておけば十分です。

 

仕事ができるようになりたければ、それに適した環境に身をおくことです。

その環境が中小企業です。

仕事ができるようになりたい人は、一度は中小企業に入って働いてみて下さい。

そして、一昔前までは中小企業から大企業への転職は不可能でしたが、いまは実力があれば、そういった転職が可能です。

中小企業で仕事のできる人間になった後、大企業へと転職して大きな仕事を手掛けるという夢を描くのもいいのではありませんか。

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