年上ばかりの職場で孤独を感じていませんか。

年上ばかりの職場 20代・既卒

あなたの職場の年齢構成はどうなっていますか。

あなたから見て年上、年下のどちらが多いですか。

理想の年齢構成は、同世代の社員、そして年下から年上までがバランスよく在籍していることです。

なぜなら、それがあなたにとって最も仕事がやりやすい年齢構成だからです。

一方で、年上ばかりの職場や年下ばかりの職場のように、年齢が一方に偏った職場は仕事をするにはマイナスです。

特に、最悪なのは『年上ばかりの職場』です。

年上と言っても、多少の年上ではなく、極端に年が離れているような職場です。

あなたが20代だとすれば、40~50代の人ばかりに囲まれて仕事をしている職場です。

まずは年齢差から話が合わないことで精神疲労が半端ないでしょう。毎日上司の他にも、年上社員に気を遣わなければならないからです。

疲労は蓄積し、体調に変調をきたす可能性は高くなります。

それだけでも大きなリスクですが、実はそれよりも遥かに大きなリスクが年上ばかりの職場には潜んでいます。

必ずしも即効性のあるリスクではありませんが、じわじわとあなたを悪い方向に追いやっていきます。

そして、あなたはいつの日か朽ち果ててしまった自分に気付くことになるでしょう。

今回、年上ばかりの職場に潜んでいるリスクについて説明します。

 

年上ばかりの職場で若い人が働くのは大変です。

年上ばかりの職場は、決して居心地が良いものではありません。

一番は、気遣いをし続けなければなりません。

年上ばかりだと仕事以外で無用なエネルギーを費やさなければなりません。

同じ年齢の人や、後輩がいれば、気兼ねなく会話もできるでしょうが、それができないのは精神的につらいですね。

気兼ねなく会話ができないということは、相談もできないということです。

愚痴や不満を漏らすこともできず、ストレスは溜まっていくばかりです。

一口に年上と言っても、年齢に近い年上と、かなり離れた年上とでは人間関係に明確な違いが生じます。

年上でも年齢の近い年上だと、近いだけに何かと話しかけてくれるでしょう。

飲みに誘われたり、遊びに誘われたりもあるかもしれません。

これが結構面倒くさいといえば面倒くさいです。

先輩だからなかなか断りにくいですしね。

さらに、年齢が近いだけに学生の頃の先輩後輩のような関係のため、雑用や面倒な仕事を頼まれることも多いでしょう。

それに対して、年がかなり離れた年上だと年が離れているだけに交流が薄いため、面倒な関係にはなりません。

仕事以外でも交流は皆無です。

会話をしても共通の話題もなく話は嚙み合いません。

会話をするさいには自慢話や説教じみた話をなることが多く、正直うんざりさせられます。

年がかなり離れれば、子どものように可愛がってくれる人もいるでしょうが、そんな面倒見の良い人は一握りの数です。

ほとんどの人は、あいさつ程度で、仕事上も最小限のやり取りで終始することになります。

会社に行っても、全く面白みはありません。

年上ばかりの職場で良い点を一つ上げると、仕事ができなくて精神的に追い込まれることがないことです。

どういうことかというと、職場であなたが一番若いということであれば、何事も大目に見てもらえるということです。

年下社員が多いと、下から突き上げを食らうこともあるし、軽蔑の眼差しを受けなければなりませんが、そういったものを考えなくてよいです。

年上ばかりの職場で良い事と言えばそういったことくらいしかないでしょう。

あとは悪い事ばかりですね。

年上ばかりの職場には気を付けることばかりです。

もっと言うと、年上ばかりの職場で働かないほうがよいでしょう。

次節以降ではその理由について述べたいと思います。

年上ばかりの職場に居ることの3つのデメリット。

年上ばかりの職場にいることのデメリットは多数あります。

なかでも主なデメリットは3つです。

①「無気力病が伝染する」
②「チャンスが回ってこない」
③「時流に乗り遅れる」

①「無気力病が伝染する」

人は年齢をとるにつれて体力・気力が低下していきます。

これは生物の宿命です。

なかにはエネルギーに満ちた人もいますが、それは少数派です。

ほとんどの人は40歳を過ぎたあたりから、パワーが低下してきます。

もしあなたが20代~30代であれば、40歳過ぎた年上連中と一緒に仕事をすることで、負のエネルギを浴びることになります。

若い時分は夢や希望をもっていても、何十年も会社員生活を続けているとそういったものはなくなり、ただ生活のためだけに働いている人がほとんどです。

そういった人に囲まれて仕事をしていると、あなたも目標意識のない人材になってしまいかねません。

若くしてオジサンのような無気力オーラを出してはいけません。

 

②「チャンスが回ってこない」

年上ばかりということは、ポストが詰まっているということです。

会社が成長拡大してポストが増えていけば、若手にもチャンスが回ってくるでしょう。

しかし、いまのご時世でそういった会社はなかなかありません。

そうなれば、現在あるポストを奪うしかありませんが、年上ばかりだと順番が回ってきません。

現代は能力主義だとは言われますが、まだまだ年功序列制度は根深いです。

もちろん、出世が全てではありません。

もしかして、あなたの考えのなかに「出世に興味がない」「管理職になりたくない」といったことがあるかもしれませんね。

そういった考えも一つの選択です。

出世してもツラいことの方が多いですから。

しかし、出世はしなくてもいいですが、給料をあげるためには仕事での実績を上げなくてはいけません。

年上ばかりだと仕事で実績を上げるチャンスも少ないということです。

出世のチャンスは少なくてもよいですが、実績を上げるチャンスが少ないとなると、あなたの給料は上がりません。

 

③「時勢に乗り遅れる」

いまはデジタル化ですが、年上ばかりの会社だと仕事のやり方が旧来のままです。

電話やFAX中心の仕事、紙でのやり取り。

そういった仕事のやり方に合わせていては、あなたは時流に乗りおくれてしまい、浦島太郎状態です。

スマホの扱い方を知らない年配者が会社に溢れていては、会社全体の業績も右肩下がりとなるでしょう。

年上ばかリの職場で働いてはいけない。

年上ばかりの職場に居ると3つのデメリットを真面に受けることになります。

特にあなたが20代であれば、そこで受けたデメリットはあなたの成長の阻害要因となることは間違いなしです。

仕事人生を考えるとき、20~30代は最も大事な時期です。

そんな大事な時期を年上ばかりのデメリットいっぱいの職場で過ごしてはいけません。

もちろん、年上社員のなかには面倒見の良い人、やる気に満ちて仕事のできる人もいます。

もしそういった人ばかりであれば、年上ばかりの職場でも良いのでは?という意見もあるでしょうが、それでもやはり年上ばかりの職場は問題です。

あなたが長く会社で働くためには、同期や年齢の近い社員は必要不可欠です。

仕事の相談や、悩みを本音で話せるのは年齢が近い人でなれけば難しいでしょう。

それに年齢が近い人がいれば、良い意味での競争意識が芽生えて仕事をするにも張り合いが出ます。

それに、たとえ同世代が仕事ができなくても、一緒に働くことで得ることができるメリットがあります。

一番のメリットは、同世代がいる安心感です。

気兼ねなく接することができる同世代がいれば、精神的に心強いものです。

それともう一つは、若手社員があなた一人だと年上連中はあなた一人に視線を持ってきますが、他に若手社員がいれば、視線を分散させることができます。

年上連中のなかに、あなた一人がポツンと居ると常に注目を集めることになり、気疲れが何倍にも及んでしまいます。

おわりに

年上ばかりの職場のつらさは、私が新卒1年目で配属された職場で感じたことです。

当時は私が22歳で、私の次に若い社員が48歳です。

あとは48歳以上ですから、まさに年上ばかりの職場でした。

出世コースから外れた人ばかりだったので、やる気のない雰囲気が充満した職場でした。

まさに年上ばかりの職場を絵に描いたような状況です。

私はわずか1年で異動となり、その職場を離れることができました。

もしあなたが私の当時と同じような年上ばかりの職場環境で、人事異動できる可能性がなければ、転職を考えてください。

というのも、年上ばかりの職場にいることのデメリットを数年間受けることになれば、あなたが骨抜き状態になるのは明らかだからです。

職場環境は大変重要です。

同世代がいる活気のある職場で働くべきです。

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年上ばかりの職場では若い人は芽が出ません。

年上ばかりの職場では旧態依然の古臭い仕事のやり方をしているため、若い人の能力は宝の持ち腐れとなってしまいます。

あなたはこれからの人です。

だからいますぐにでも、年上ばかりの職場から脱出してください。

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