「入社して間もないのに仕事に興味が持てない」
自分で選んだ仕事にもかかわらず、それにまだ入社してまだ日も浅いのに。。。
こういったことは、20代で初めて仕事に就いた人によく見られることです。
主な原因は、会社名や給料額といったものだけで仕事を選んでいることにあります。
中身よりも見た目を重視した仕事選びです。
そのこと自体は悪い事ではありません。
誰だって社会的に有名な会社で働きたいし、誰だって高い給料の会社で働きたい。
ただ、もう少し仕事内容を重視した仕事選びをするべきだということです。
仕事をするために会社に入ったのだから、少しでも仕事内容に興味を持てる仕事に就くことが大事になってきます。
今回は、仕事に興味がもてない原因とその対策について説明します。
入社して間もないのに仕事に興味が持てない理由
入社して日も浅いのに「仕事に興味が持てない」という人がいますが、どうしてこういったことがおこるのか。
それは仕事選びに失敗したからです。
仕事の一番の目的は生活のため、お金を稼ぐためです。
となれば、どうしても仕事探しでは給料金額をはじめとする雇用条件に目が向かいます。
「待遇がよい」
「待遇が希望に沿っている」
そういったことのみで仕事を選んでしまう。
その結果、実際に仕事をしてみたところ自分には合わなかった、やる気がおきない、といったことがおきてしまうのです。
つまり、仕事内容を重視した仕事選びをしなかったということです。
仕事選びに仕事内容を重視しない人なんているの?と不思議に思うかもしれませんが現実的にいます。
特に学生の就職活動においてよく見られる光景です。
会社名、会社の規模、給料、知名度といったもので仕事を選んでしまいます。
学生の中には、まだ何をしたいのかも分からない学生もいるでしょうから、会社の知名度や雇用条件だけで仕事を選んでしまいます。
仕事に興味が持てないと仕事を続けるのが苦痛です。
たとえば給料が高いという理由だけで、ある仕事を選択したとしましょう。
最初は希望の給料の仕事に就くことができ満足でしょうが、すぐに給料額にも慣れてくるでしょう。
給料や休日数といったものだけで会社を選んでしまうと、短期的な満足しか得ることができずに仕事への気持ちが持続しません。
やはり、気持ちを持続させて仕事をやり続けるには、仕事内容で仕事を選ばなければなりません。
毎日やる仕事です。
ただ、生活のためだと頭では分かっていても、気持ちが付いていかないでしょう。
仕事を生活のためだと考える人は安定志向の強い人です。
安定した収入、安定した雇用を第一に仕事を選ぶ人たちです。
仕事が好きだとか、やりがいを感じるといったものは二の次だという人です。
そういう人が選ぶ代表的な仕事に公務員があります。
いまや公務員は大人気の職業になってしまい、なりたくても、競争倍率が高くてなれない職業です。
そんな公務員でも辞めて転職していく人はいます。
せっかく公務員になれたのにもったいないと思われるでしょうが、本人にしてみれば我慢の限界がきている証です。
主な理由は仕事にやりがいを感じない、面白みがないというものです。
思い切って退職して新しい道を歩む人もいれば、せっかく公務員になったのだからということで我慢し続けた挙句にうつ病を発症という人もいます。
自分の心に嘘はつけません。
自分に嘘をつき続けると身体に影響が出てしまうことになります。
仕事に興味が持てないことによる悪影響はこれだけに留まりません。
仕事に興味が持てないと、向上心も芽生えませんので新しい知識やスキルを学ぼうという気持ちにもなれないでしょう。
仕事に対する姿勢は消極的になり、その姿勢は周囲の人にも察知されます。
上司や先輩から注意されたり、または人事評価で厳しい評価を下されることにもなるでしょう。
給料だけで仕事を選ぶのはやめよう。
仕事を給料だけで選ぶと、仕事に興味が持てません。
興味が持てなければ長続きはしません。
我慢して続けていても、いつかは心が折れてしまい、体調を崩すことにもなりかねません。
だから、仕事を選ぶときには条件だけではなく、自分に合った仕事、もしくは自分が好きな仕事を選ぶべきです。
もっと仕事の内容に目を向けなければなりません。
仕事を選ぶときに、会社名や給料等で選ぶ人は『就職』というよりも『就社』といった考えが強い人です。
いまの会社で一生働き終えたい、と考える人です。
給料や休日数は会社レベルに応じて決まるため、少しでも一流企業へと行こうとします。
しかし、こうした考えもいまの時代では正しいとはいえません。
というのも、一流企業に入っても、今後も一流企業であり続けるという保証はありません。
そして、いまの高い給料が支給され続けられるという保証もありません。
いまの時代は変化が激しいため、たとえいまは業績が好調であっても5年後、10年後も続いているとは限りません。
どうかすると、来年すらどうなっているかわかりません。
リストラにあうかもしれませんし、賞与の大幅カットになるかもしれません。
そうなったときに、あなたのなかで転職という2文字が浮かんでくるでしょう。
そのときに、いまの仕事での実績が問われることになります。
いまの仕事でのスキル、能力が転職の成否のカギを握ることになります。
だから、いまのうちに興味のある仕事に就いて、スキルや能力を磨いておく必要があるということです。
いまのような、興味のない仕事に就いていては気持ちが入っていかないため、スキルアップに励もういう気にもならないでしょう。
それではもしもの時に手の打ちようがなく悲惨なことになります。
目先の給料も大事ですが、長期的な利益を考えて、自分がレベルアップできるような仕事を選び直してください。
以下は私のオススメの転職エージェントです。
まずは転職エージェントのアドバイザーに、いまの仕事に興味が持てないことを伝えましょう。
そして、あなたの考えや思いをじっくり聞いてもらいながら、一緒にあなたが興味を持てるような仕事を探してみてはいかかですか。
以下は私のおすすめの転職エージェントです。
上記の転職エージェントは、20代の社会人経験の浅い求職者支援を主におこなっています。
料金は一切かかりませんので、是非利用してみて下さい。
懸命になって、あなたの転職活動を応援してくれますよ。
おわりに
仕事に興味が持てない。
特に20代の人がそういった状況であれば、いまの仕事を見直した方がいいでしょう。
20代は自分に何が向いているのか、何が適しているのかなんて把握できません。
だから、仕事を選ぶときにどうしても会社名や給料額といったもので仕事を選んでしまいます。
でも、それでは長く仕事が続きません。
できれば20代のうちに、興味を持てる仕事を手に入れましょう。
そうすれば、少しでもスキルを高めようと努力できるであろうし、ひいてはそれがあなたのレベルを向上させてことになります。
そうなれば、いつ何時、会社が倒産しようが、あなたは違う会社に活躍の場を移すことが出来るわけです。