のんびりした会社は居心地はいいけど、危機が迫っているのでご注意を!

のんびりした会社 会社の体質

いま働いてる会社が、のんびりした会社の人は、

「自分はなんてラッキーなんだ!」と思っていませんか。

忙しくて、精神的プレッシャーがきつい会社よりも、全然いいですものね。

ただ、いまはのんびりできているかもしれませんが、もしかすると近いうちに不幸が身に降りかかってくるかもしれません。

そうです。倒産リスクです。

当然と言えば、当然です。

これだけ企業同士が熾烈な競争をしているのです。

そんな厳しい環境のなか、のんびりしている会社であれば、そんなに売上や利益が伸びていないと考えるのが普通でしょう。

では、そもそも、どうしてのんびりした会社なんてものが出来上がってしまったのかです。

色々と理由はあるでしょう。

経営者の人間性、または社風、もしくは、ただ単に仕事が少ない。。

本当はもっとキビキビと、競争意識を持って仕事をする会社でありたいのでしょうが、いつの間にかのんびりした会社になってしまったのでしょう。

理由はともあれ、のんびりした会社で働いている人は危機的状況にあることだけは間違いありません。

今回は、のんびりした会社で働いている人は、危機が迫っている可能性があるため、なんらかの準備だけはしておこうといったお話しです。

 

のんびりした会社で働くことに幸せを感じる人は多い。

のんびりした会社で働いていると、時間が止まったような感じを受けます。

私は10年くらい前に、1年間だけ契約社員として働いた会社がそうでした。

「仕事のスピードは遅い」

「ミスしても怒られない」

「利益を上げようという気概がない」

世の中、競争で厳しいしのぎを削っている中、のんびりとした会社は歴然と存在します。

ただ想像は付くと思いますが、給料は安いです。

これは確実に言えます。

だって、のんびりしている会社です。

平均的な普通の会社よりも、給料は安いですね。

そうは分かっていても、やはりのんびりした会社はいいものです。

安い給料を上回る良さがあります。

どういった良さか?

一番はパワハラがないことです。

給料安くても、平穏な会社がいいですよ。

平穏な会社であるための条件は、人間関係です。

上司からのパワハラもなければ、同僚との間にギスギス感もありません。

決して仲が良いわけではないですが、他人に干渉しない雰囲気です。

だから、誰からも攻撃されることはありません。

精神にダメージを受けることがないということが、のんびりした会社の最高の利点ではないでしょうか。

のんびりした会社は倒産リスクが高い。

のんびりした会社は働く者にとって魅力的です。

でも、のんびりした会社で働くことには『ある不安』が付きまといます。

それは会社の倒産です。

たとえ倒産しなくても、業績の低迷による倒産の危機を常に感じていなければならない状態が続きます。

あなたが定年まで存続していれば良いですが、その前に倒産もしくは危機的状況に陥る可能性は高いのではないでしょうか。

その原因の一つは、のんびりした会社の大きな特徴である『競争意識の無さ』にあります。

他社との競争だけではなく、社内での社員間の競争もない。

ギスギス感がない代わりに、会社の利益の追求も緩くはなります。

気付いたときには、会社は危機的状況で手遅れだったということになります。

そして、のんびりした会社のもう一つの特徴である「給料の低さ」が、会社の倒産リスクを高めることになっています。

なぜか?

給料の低さで社員のモチベーションが上がってこないというのもありますが、それよりも優秀な人材が出て行ってしまうということです。

優秀な人材は高い給料を求めて出ていきます。

覇気もない、のんびりとした環境では稼ぐことができないということで、他の会社へと移っていきます。

のんびりした会社にいると『骨抜きにされた社員』になってしまう。

のんびりした会社は働く者にとっては魅力的です。

例え給料が安くても、精神穏やかに過ごせるのであれば、そっちのほうがいいと考える人は多いですね。

私も精神穏やかに過ごせることの素晴らしさは感じています。

過去に何度かパワハラ上司に当たっていますから。。

でも、いつまでものんびりした会社にいると『骨抜きにされた社員』に成り下がってしまいます。

もっとも定年になって第一線を退いた人であれば、骨抜きにされた人材になっても良いでしょう。

しかし、そうでないならば骨抜きにされた人材になってはいけません。

のんびりした会社で働くのは居心地はいいのですが、骨抜きにされてしまいます。

骨抜きにされてしまうと、自分が使い物にならなくなってしまいます。

そうなってしまって、もし会社が倒産でもしたらどうしますか。

当然、他の会社を探すことになるでしょうが、なかなか仕事が決まりません。

そうならないための方法は2つです。

1つ目はのんびりした会社を出て、自己成長できる会社に入ることです。

そして自分を磨くのです。

これまでのゆるい環境から厳しい環境へと身を投じて実力をつけることが一番ですね。

このことについては、こちらの記事に詳しく書いています↓
・自己成長できない会社にいるとダメ人間になりますよ。

ただ、のんびりした会社で良き居心地を感じている人は、なかなか自己成長を成すために厳しい会社に行くことに躊躇してしまいますよね。

かなりの勇気もいるでしょうしね。

そうであれば、2つ目の方法として副業を始めておくことです。

のんびりした会社であれば、疲れることもなく、エネルギーも余っていることでしょう。

副業の良いところは、収入がプラスされること、そして収入源がもう一つ増えることだけではありません。

実力も付けることができます。

もっとも、時給制のバイトでは実力はつきませんが、何らかのスキルを身に付けることで始める副業であれば実力はつきます。

オススメの副業については以下の記事を参考にして下さい↓
・おすすめの副業は『FX』もしくは『プログラミング』の二択です。

これだと、のんびりした会社に籍を置きながら、倒産という万が一の場合に備えることもできます。

どちらの方法を取るかは好みの問題です。

ただ、全く何もしないという選択肢はありません。

必ずどちらかの方法は取ってください。

それがのんびりした会社で働き続けることの前提条件です。

おわりに

人間はラクな環境へと流されていきます。

ただでさえ、いまの世の中は競争、競争で心身が疲弊しています。

のんびりした会社は、砂漠の中のオアシスのようなもの。

そこで一生過ごせるのであれば、それに越したことはありません。

ただ、どうしても倒産リスクは付きまといます。

その時になって、次の仕事が見つかれば何の問題もないのですが、そうそうラッキーな人はいません。

だから、今のうちに転職して自己成長できる会社に行くか、副業を始めて別の収入源を確保しておくかのいづれかの選択をしておくことです。

どうか備えだけはしておいて下さい。

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