管理職が辞めていく会社に明るい未来はない。

会社の体質

管理職は会社組織の中核に位置しています。

トップである経営陣の意向を組織に浸透させ、業務を遂行する重要なポストであることはご存知の通り。

会社といえば経営者ばかりに目が行きがちですが、じつは優秀な管理職がいてはじめて組織は動くのです。

それだけ大事な役割を担っている管理職。

そんな管理職が辞めていく会社に明るい将来があると思いますか。

もしあなたの会社が管理職が辞めていくような会社だったら、あなたの会社に明るい未来はありません。

管理職は仕事を進めるうえでの司令塔のようなもの。

そこが抜けると業務を遂行する上ではマイナスです。

そして何よりもマイナスなのは、社員へ与える精神的悪影響です。

管理職が辞めることは、一般社員が辞めるのと違って社内へのインパクトが大きいということです。

今回は、管理職が辞めていく会社に明るい未来はないという話です。

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管理職が辞めていくことの悪影響とは。

管理職は会社のなかでの中核に位置し、上に経営幹部、下に一般社員がおり、そのつなぎ役を果たす重要なポジションです。

管理職の主な役割としては、毎日の実務をスムーズに展開させること。

さしずめ『実務の司令塔』といったところでしょう。

ちなみに、経営幹部は会社の上位に位置していますが、日々の実務を行うわけではないため、辞めていったとしても日々の業務にさしたる影響はありません。

やはり会社の業務において一番に重要なことは日々の業務がスムーズに流れることです。

そういった意味では、管理職の方が辞められては困るのです。

そんな管理職が辞めた場合、会社への影響はどうなのか。

困ると言っても、どの程度の困りようなのか?ってことです。

一人くらい管理職が辞めたくらいでどうかなるほど、会社は脆弱ではありません。

他にも優秀な社員はいるでしょうから。

それに辞めるといっても、いきなり辞めるわけではなく、時間をかけて引継ぎをするので問題ないという面もあります。

ただ、引き継げできないものもあります。

引き継げないものの代表は人脈や信用です。

これらは長年にわたって、管理職のポストに就いていた人の中に蓄積していったものであるため、その人が辞めていけば、そのまま会社からが消滅してしまいます。

さらに管理職が変われば、それまでの仕事の流れや部下の動きが変わっていきます。

後任の管理職が入れば、仕事のやり方も違うでしょうし、部下との信頼関係も変わってくるでしょう。

そこに業務上のほころびが出てきます。

それが人事異動で変わるのであれば社内への動揺はないのですが、前任者が辞めることで変わることが良くないのです。

なぜか?

辞めていく管理職は会社に不満があるから辞めていくわけです。それとも他に良い会社があってそちらに移りたかったのか。

いずれにせよ、辞める原因は残された部署内の社員たちにも知れ渡るものです。

その影響は、一般社員が辞めるのとはインパクトが違います。

管理職が辞めていく理由①待遇面

管理職になれる人は、社内の競争で勝ち上がってきた人です。

会社員のひとつの目標である管理職を手に入れた人です。

なのに、なぜ辞めていくのか?

もしかして管理職としての自分の能力に限界を感じ、辞めていくのかもしれません。

なかにはそういった人もいます。

詳しくはこちらをどうそ↓
・念願の管理職になったものの、能力不足を痛感する日々は地獄です。

でもそうでなく、管理職をきちんとこなしていた人が辞めていくケースがあります。

このケースは何が原因なのか?

そのひとつの原因として「待遇が割に合わない」ということがあります。

ざっくり言えば、管理職になれば責任が大きくなるのに、それに対する給料が少なすぎるということです。

管理職になれば、通常は残業手当が支給されません。

その代わりに、管理職手当なるものが支給されるのですが、その額が少ないということ。

でもよく考えて下さい。

管理職手当といっても、給料の一部にすぎません。

そのため、給料が高い会社であれば管離職手当も高く、給料が安ければ管理職手当も安いということになります。

言い換えれば、責任の大きさによって管理職手当の高さが決まっているわけでありません。

そうであれば、管理職になって責任は大きくなり、部下の人数も増えたにもかかわらず、たいした管理職手当も支給されないといったケースは当然でてくるでしょう。

こうなると管理職としての待遇が割にあわないと言って辞めていきます。

管理職になって同じ大変さを味わうのであれば、少しでも給料の高い会社に移ろうとするのが判断力に長けた人の考えです。

⇒あなたの給料が安いのは、あなたが給料の安い会社で働いているからです。

管理職が辞めていく理由②経営面

管理職は立場上、会社の高度な情報を持つようになります。

一般社員には知りえない情報です。

仕事上、経営幹部との接触が多いため、否応なく情報を入ってきます。

情報のなかには経営に大きく影響を及ぼす情報もあるでしょう。

「会社の業績の良し悪し」「部署ごとの数字の良し悪し」といった社内の数字に関する情報です。

それに加えて、管理職は社外の人間との接触もあります。

同じ業界内の人との接触です。

そこで業界内の最新情報や今後の動きなどを知ることができます。

業界の動きを知ることは会社の内部の情報を知るよりも価値があります。

業界の動きが将来的に自分の会社の動きを決めることになるからです。

よく「あの業界は衰退産業だ」といった言われかたをするのを聞きたことがありませんか?

自分の会社が属している業界の動きは、本当に重要です。

どんなに優れた会社でも、衰退産業に居れば、いづれは会社は傾き始めます。

時代の大きな流れには逆らえません。

管理職は自分の会社の属する業界の情報を知って、このままだと数年後には厳しい状況になるかもしれないことを察知できます。

それは優秀な管理職であればあるほど察知能力は長けているでしょう。

このままではマズイと思えば、転職して泥船から脱出を図ろうとします。

おわりに

管理職が辞めていく会社に明るい未来はありません。

それは管理職が辞めていく2つの理由から読み解くことができます。

1つ目の待遇が割に合わないという理由で辞めていくことに関して言うと、これは社員のモチベーションを下げることになります。

管理職のポストを目標に頑張っている社員は少なからずいます。

大きな仕事をして、厚待遇を得たい。

しかし、管理職になっても良い待遇が得られないのであれば、管理職を目指そうとはしません。仕事へのモチベーションは低下します。

そして、2つ目の経営がヤバくなるという理由で辞めていくことに関して言うと、社員に不安が広がります。

いまの時代は変化が激しい。

会社の業績なんてあっという間に悪くなり、そして倒産にいたってしまいます。

仮に倒産しなくても、給料が全く上がらなくなったり、賞与がカットされたりすれば生活への被害は大きいものになります。

そういった不安な状態で社員が仕事をしているような会社に明るい未来はありません。

管理職が辞めていくということは、一般社員が辞めていくのとは意味合いが違います。

会社へのインパクトは大きなものになります。

もしあなたの会社が、管理職が辞めていくような会社であれば、これからの行く末を考えた方が良いでしょう。

特に管理職が割に合わない待遇を理由に辞めていく姿は、あなたの当面の目標を失わせてしまいます。

もし管理職の更なる上に位置する社長が、ボロの中古車に乗って会社に出勤してきたら、あなたははどう思いますか?

節約家の社長だと思う社員もいるかもしれませんが、多くの人は将来に希望の持てない会社だと思うのではないでしょうか。

管理職の待遇も社長の車も同じです。

あなたが自分の会社の管理職の待遇を見て、夢や希望を持てないと判断したら、目標が持てる会社に移ることが賢い選択です。

仕事をするうえで夢や希望は大切です。

壁や困難にぶつかった時、それを乗り越えようとするには夢や希望というプラスのエネルギーが必要になるからです。

管理職がイキイキと働いているか。そうでないか。を一度じっくり観察してみましょう。

そこに、あなたの今後を決めるヒントがあるかもしれません。

⇒転職活動にはやるべきことの順番がある。

コメント

転職回数を気にしている人には是非とも読んでほしい記事です。
転職回数の多い人は『転職回数を気にしない会社』に行けばよい。
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