終身雇用が終わりを迎えるなかで、大企業の社員であることのデメリットが浮上!

会社との向き合い方

終身雇用制度が終わりを迎えつつあります。

それはいったい何を意味するのか。

その意味するところは「いつクビになるか分からない時代が到来した」ということです。

これからは、会社が私たち会社員の生活の面倒を定年までみてくれないということです。

本当に厳しい時代がやって来たのです。

そんな中、一番の被害者は何といっても『大企業の社員』ではないでしょうか。

というのも、終身雇用の最大の恩恵を受けてきたのが大企業の会社員だからです。

高待遇を余すことなく享受し、大企業の看板を使って仕事ができていたものが、急に暗雲が立ちこめてきたわけですから。

今回は、終身雇用制度の終わりが大企業の会社員へ及ぼす影響について説明します。

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終身雇用は終わりを迎えつつある。

終身雇用とは会社が定年まで面倒をみてくれる制度です。

新卒で会社で入って、会社に尽くせば、定年まで食いっぱぐれることはありません。

働き手にとって、食いっぱぐれることがないということは、本当に大きなメリットです。

そんな終身雇用制度の恩恵を最も受けていたのが間違いなく『大企業の社員』でしょう。

大企業の社員は、他の社員に比べて給料がはるかに良い。

中小企業のそれとは雲泥の差です。

さらには福利厚生ですね。

住宅関連や健康医療からレクリレーションまで大企業であれば、充実したラインナップです。

大企業の社員は、高い給料と高い福利厚生を、一生定年まで享受できていたのです。

一度手にしておけば、一生安泰です。終身雇用制度とはそういうもの。

それがいま崩れ始めているのです。

せっかく頑張って入った大企業なのに。。

これでは大企業に入ったメリットを享受できなくなりますね。

っというよりも、今後は大企業に入ったデメリットを受け入れなければなりません。

そのデメリットとは『リストラされること』です。

大企業の社員にはリストラが待っている。

終身雇用制が終わるということは、これから会社の経営状況によってはリストラが実施されるということです。

これまでは経営状況が悪くても、社員の雇用を守るために赤字事業でも継続してきましたが、もうそんな余裕は大企業といえどもありません。

リストラと言っても早期退職制度で退職希望者を募っており、対象を40代半ば以降の社員に設定しています。

でも、見えない所では、えげつない肩たたきが行われたりしますからね。

大企業にもなれば、優秀な人は山ほどいます。

そうした中で、激しい出世競争が繰り広げられており、そして派閥抗争も繰り広げられています。

戦いに敗れれば、会社的には戦力外です。

大企業においてリストラ候補に上がってしまうと、もうおしまいです。

俎板(まないた)の鯉です。どうにも手の打ちようがありません。

それも自分の知らないところで、人事評価が勝手になされているわけです。

そして、ある日突然、リストラの肩たたきにあって、初めて自分の低評価を知ることになるのです。

これほど怖いことはありませんよね。

終身雇用が終わるということはそういうことなのです。

大企業の社員は使えない人材という評価も?

終身雇用が終わると、大企業の社員は厚遇な待遇というメリットを享受できなくなる可能性が出ててきます。

ただメリットを享受できなくなるだけであれば良いが、反対にリストラされるというデメリットを受ける可能性がでてきます。

リストラによって大企業を追い出された人は、再就職に大変苦労します。

それは大企業にいると、転職市場での評価が低いからです。

もちろん大企業に入社できるほどですから、能力は高いものがあるでしょう。

しかし、40代まで大企業のなかで仕事にしていれば、大企業でしか働けない人材になってしまいます。

終身雇用制度が続いていれば、決して表面に出ることはなかった大企業社員のマイナス面がクローズアップされてきたのです。

その一つ目が『仕事を完結する能力がないこと』です。

大企業は役割分担が明確です。

そのため、自分の責任範囲しか仕事をしないという習慣が身についており、仕事の遂行能力という面では劣ってしまいます。

それに何の仕事をするにしても、大企業という看板が守ってくれます。大企業という看板が仕事をスムーズに進めてくれます。

大企業の看板を失った時に、それまでと同様に、仕事を遂行できるかというとかなりの疑問がつきます。

大企業の社員のマイナス面は、これだけではありません。

もう一つのマイナス面として『待ちの姿勢が染みついていること』があります。

大企業は組織体制がしっかり固まっているせいもあって、受身形に仕事になります。

「与えられた仕事を無難にさばけばいい」

「自分の仕事だけにしか関心を示さない」

こうした環境にいれば、仕事を積極的に動いてこなそうという姿勢は消えてなくなってしまいます。

おわりに

大企業の社員であることの最大のメリットは高待遇を享受できる点です。

一方で、最大のデメリットはリストラされることです。

終身雇用であれば、デメリットのリストラを考えなくて済むのですが、終身雇用が終わった以上は否応なくリストラの恐怖に怯えなければなりません。

ほとんどの企業では、リストラの候補にあがるのは40代半ばからです。

もし、40代で大企業をリストラされたらどうですか?

再就職する自信はありますか?

現実問題として、40代以降で大企業をリストラされたら、再就職先をまた大企業というのは正直難しい。

となれば、再就職先は中小企業というのが現実的でしょう。

日本の企業の90%以上は中小企業ですからね。

でも、大企業をリストラされた40代が中小企業でやっていけるかという正直難しいでしょうね

リストラされて、生活のために仕方なくといった気持ちでは中小企業へ入っても上手くいきません。

中小企業は社内が整備されていないことが多い。制度やルールもそうですが、担当業務も明確に確立されていないこともあります。

仕事も進めるにしても、大企業のように会社名を前面に出して仕事ができません。

大企業から中小企業に移るだけで、これほどかというくらいに環境は一変します。

40代を過ぎた大企業で長年過ごした人が、簡単に馴染めるものではありません。

相当の覚悟と柔軟性を持ち合わせていないと。。。

正直、大企業でリストラに遭うと、挽回するのは難しいです。

ではどうすればよいのか?

まだ、モチベーションの高い時期に『元気の良い中小企業』へと転職することです。

リストラされてしまっては、モチベーションも上がってこないでしょう。

リストラされて無職になってしまっては、次の就職先を選んでいるゆとりもないでしょう。

そうなる前に、自発的に『元気の良い中小企業』に転職するのです。

中小企業であれば、リストラの心配はありません。

優秀な人材が不足しているため、自ら積極的に仕事を展開していけば、出世も早く大企業並みの待遇を得ることも可能です。

ただひとつだけ気に留めておくべきことがあります。

前述したように、中小企業は大企業に比べて環境が整備されていません。

そのため、仕事が目の前に用意されることはなく、自分から何でも積極的に仕事を取りに行くくらいでないと中小企業ではやっていけません。

でもリストラされることに怯える日々を送るのに比べれば、たいしたことではありませんよね。

もう大企業で定年まで安穏と過ごせる時代は終わったのです。

ここは頭を切り替えて、将来に備えて動いておかないと悲惨な末路を迎えることになってしまいます。

⇒転職活動にはやるべきことの順番がある。

大企業にいて安泰なのは、40歳になるまでですね。

それ以降はまた別の人生を再設計するくらいでなければなりません。

そういう時代になったのです。

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