念願の管理職になったものの、能力不足を痛感する日々は地獄です。

仕事内容

ミドル世代になれば、順調に出世を遂げ、管理職のポストを手にしている人もいるのではないでしょうか。

管理職に就くことは、会社員の「一つの目標」でもあります。

そこに到達できたということは、一種のステイタスを手にいれたということです。

自分の名刺に『部長』や『課長』といった肩書きが付くのです。

嬉しくて、ついつい名刺をたくさんの人に配りたくなりますよね。。。

管理職に就く特典は、なにもステイタスだけではありません。

役職の大小はともかくとして「相応の権限」を手に入れることができます。

  • 自分のやりたいように仕事をするための権限
  • より大きな仕事をやるための権限
  • 重要事項を決定する権限
  • 部下を動かす権限

こうした権限は、権力と言い換えることができます。

まるで、政治家が国を動かすために権力を手に入れるのと同じようなものです。

「権力に溺れる」という有名な言葉があるように、心地よく、ついつい慢心して調子に乗ってしまうほどです。

権力は、一度手にすると絶対に手放したくない蜜の味とも言われます。

しかし一方で、管理職ともなれば、相応の責任が伴ってくるのも事実です。

権力を与えられると同時に、責任が求められます。

『権力と責任』はワンセットです。

その責任は、管理職になる前となった後では全く重みが異なります。

実際、その責任の重さに耐えられなくなり、せっかく手に入れた管理職を泣く泣く手放さざるを得ない人も出てくるほどです。

本人は管理職を続けたいと思っても、周囲がそれを許してくれないという状況があるのです。

今回は、管理職に相応しくないことを悟った時、どのように対処するべきかについて説明します。

 

スポンサーリンク

管理職不適合者は2つのタイプがあります。

管理職不適合者には2つのタイプがあります。

この2つのうちのいずれかに該当する人は、もしかすると管理職を手放さなくてはならない事態がやってくるかもしれません。

タイプ1 仕事ができない人は管理職不適合者です。

会社で「出世が出来る人」と「仕事が出来る人」は、必ずしもイコールではありません。

出世できる人は、上司から好かれる人です。

仕事ができなくても、お客様や取引様からの評判が良くなくても、上司から好かれていれば、出世はできます。

というのも、上司が出世させるか、させないかの権限を持っているからです。

そこで、仕事ができない管理職が誕生した場合に何が起こるのか、を見ておきましょう。

 

1つ目は、部下からバカにされます。

これは絶対に起こることです。

部下は陰に隠れて出来の悪い上司を批判するだけではありません。

表だって、攻撃的な言動を取ってきます。

特に、部署内での会議やミーティングなどが、もってこいの攻撃の舞台なります。

上に立つ管理職の無能さが、下の者の業務を妨げることになれば、下の者でも容赦なく、上を者を批判してきます。

あくまでも「業務上における批判」であるため、周囲からの賛同を得やすいのです。

2つ目は、能力のない管理職がいる部署は社内でお荷物扱いされます。

日々の業務は、社内の様々な部署との連携・協調の中で行われています。

能力のない管理職がいる部署が、業務の流れを止めてしまったり、他部署に悪影響を与えるようなミスをおこせば、容赦なく社内でさらし者にされます。

3つ目は、大きな損失を被る可能性があります。

管理職ともなれば、重要な決定を下す立場です。

ミスをおかした場合、下の者がミスをおかした場合とでは比較にならないほどの損失を会社に及ぼします。

タイプ2 仕事はできても、管理能力を欠いている人は管理職不適合者です。

管理職の主な業務は、部下の仕事の管理、および部下の教育指導です。

部下のマネジメントは、一般社員時代の仕事では経験することにない業務です。

一般的に、仕事ができる能力とマネジメント能力は別物と言われています。

スポーツ界での有名な言葉に「名プレーヤー必ずしも名監督にあらず」というものがあります。

ビジネスの世界でも、仕事をこなす能力が高い人が、必ずしも部下を上手に動かすことができるとは限りません。

部下を上手く動かせない要因として考えられることは、管理職が仕事ができると、部下もできて当然という姿勢で接することにあります。

「できる人間は、できない人間の気持ちは分かりません」

そこの気持ちのズレが生じてしまい、部署全体が上手く機能しなくなるのです。

逃げ場のない管理職が取るべき行動

あなたが管理職をやっていて、自分に管理能力が不足していることを思い知らされたとき、あなたならどうしますか。

「管理職にしがみつきますか。それとも、潔く降格願を提出しますか。」

進むも地獄、退くも地獄です。

私なら「潔く降格願を提出します。」

管理職にしがみついても、周りに迷惑をかけてしまう上に、自分がさらに自信を喪失していくことに耐えられそうにないからです。

管理職不適合者であれば、たとえ、管理職にしがみついても、次の人事異動で降格される可能性は高いでしょう。

会社は甘くありません。

私のように降格願を提出して降格するのと、人事異動で強制的に降格するのでは意味合いが違います。

自ら辞したとなれば、多少なりともプライドを保てますし、周囲からも「潔さ」を評価してくれるでしょう。

さらに、管理能力を磨き、捲土重来を期することもできます。

一方、人事異動で降格となれば、生き恥をさらしながら残りの会社員生活を送らなければならなくなります。

周囲から見下されながら、そして同情されながら仕事を続けなくてはならなくなります。

そして、再び管理職になれるチャンスは来ないでしょう。

管理職への「強いこだわり」がある場合は、別の会社に移って再チャレンジしよう。

あなたが、いまの会社で自分の管理職としての能力不足を思い知らされたとしましょう。

それでも「管理職を続けたい。管理職からの降格が嫌だ。」と思うのであれば、

その時は、別の会社で管理職の職を探すしかありません。

ここで一つの疑問が出てきます。

「いまの会社で管理職が務まらないのであれば、別の会社に行って管理職に就いても務まらないのではないか」という疑問です。

この疑問については、その通りと言わざるをえません。

人の器や能力、適性は、どこにいても、そうそう変わるものではありません。

しかしながら、人には『学習能力』が備わっています。

あなたは、いまの会社では管理職として失敗しましたが、それでも学習しながら、徐々に管理職としての能力を身に付いていくことができます。

つまり、管理職としての成長を目指すのです。

⇒管理職にリーダーシップは必要ない。部下のサポーターになることを目指しましょう。

最初から、管理職としてばりばりやってる人なんていませんからね。。。。

ただし、今の会社では管理職失格の烙印を押されており、それを覆すのは容易ではありません。

そのため、心機一転、別の会社で管理職として仕事をしてみるという選択をすることになります。

何事もチャレンジです!

おわりに

管理職求人もしくは管理職候補求人は、民間の転職求人サイトを利用することをオススメします。

というのも、ハローワークでは管理職系の求人はあまり多くはありません。さらには求人の質が良くありません。

管理職は会社の要所です。

会社としてはコストを払ってでも優秀な人材を採りたい考えるため、掲載無料のハローワークではなく、掲載有料の民間転職仲介業者に依頼をかける傾向があります。

管理職の求人を探す予定の人は、転職支援サービスを利用することをオススメします。

転職支援サービスでは、数多くある管理職求人案件の中から、あなたの適した求人案件をスピーディーに紹介してくれます。

転職のプロであるアドバイザーに任せておけばよいのです。

転職支援サービスを提供している会社については、最大手の『リクルートエージェント』と、最多の求人情報を持つ『ビズリーチの2社に登録しておけば充分でしょう。

もちろん2社とも登録無料です。

アドバイザーが親身になって求人を紹介してくれます。

 

最後に一点だけ。

管理職で失格の烙印を押されたときに、取るべき道がもう一つあることをお伝えしておきます。

それは専門職の道を歩むことです。

専門職に向いている人は管理職に向いていない人です。

つまり、専門職と管理職の適性は相反するということ。

管理職になって苦悩の日々を送っている人は、専門職への道を検討してみるのもいいかもしれません。

詳しくは以下の記事に書いています。ぜひ一読ください。
・30代になったら『管理職』or『専門職』のどちらの道を進むべきか決めておくこと。

 

合わせて読みたい
ミドル世代になると突然会社から追い出されることも。。
・ミドル世代になったら「失業に耐えうるだけの現金」を確保すること。

 

コメント

転職回数を気にしている人には是非とも読んでほしい記事です。
転職回数の多い人は『転職回数を気にしない会社』に行けばよい。
転職回数を気にしている人には是非とも読んでほしい記事です。
転職回数の多い人は『転職回数を気にしない会社』に行けばよい。
タイトルとURLをコピーしました