会社の仕事は、上司からの指示命令を受けてやるものです。
雇われている以上、勝手なことはできません。
与えられた仕事や指示された業務を黙々とやっていくしかありません。
それを苦にしない人がいる一方で、嫌悪感を示す人がいます。
嫌悪感を示す人は、おそらく心の中で「仕事をやらされている」と思っているに違いありません。
ただ、こうした気持ちが芽生えることは悪いことではありません。
もしかすると、良いことかもしれません。
というのも、仕事にやらされている感に不満を持つことは、仕事を自主的にやりたいという気持ちを持っている証だからです。
実はこうした人は、伸びしろをもった将来有望な人材と言えます。
ただ、何もしないままでは真に有望な人材にはなれません。
働く環境を変える必要があります。
自ら大輪の花を咲かせるためには、一刻も早く、自主的に仕事を出来る会社に移ることです。
環境は非常に重要です。
今回は、仕事にやらされ感を持っている人は、自主的を重んじる会社で働くべき理由について説明します。
仕事にやらされ感を持ち続けたままでは良くない。
会社員に自由はありません。
管理職になれば多少の権限はもらえますが、それでも自由というには程遠いものです。
基本的に会社員は上からの指示命令によって動きます。
そして、ほとんどの人はそういった状況に大きな不満を抱くことなく、黙々と仕事をこなしています。
仕事とはそういうものだと割り切っているのかもしれません。
それで給料をもらっているのだからと。。
しかし一方で、指示されたことだけをやるような仕事のやり方に不満を持つ人もいます。
そういった人は『仕事をやらされている』といった感じが嫌なのではないでしょうか。
どうしてそう思うのかって?
それは私がいま現在、指示された仕事しかさせてもらえておらず、やらされ感いっぱいの心境だからです。
ところで、やらされ感を持つことは大きな実害を被ることになります。
以下のような2つの大きな実害を受けることになります。
1つ目の実害は『評価が下がること』です。
やらされ感を持って仕事をしていると、どうしても受身での仕事になってしまいます。
仕事の態度にも出てきます。
なかには不満そうな態度を上司に見せる人もいるかもしれません。
やらされ仕事はやる気が出ません。
それではパフォーマンスも上がらず、結果的に低い評価をもらうことになってしまいます。
2つ目は『スキルが身に付かない』ことです。
やらされ感をもっていては本気で仕事に取り組もうという気にはなれません。
となれば、当然、スキルは身に付きません。
仮にスキルが身についても表面的なもので終わってしまいます。
何の仕事でも奥が深いものです。
奥深く潜っていかないと、仕事上の『応用力』は身に付きません。
仕事ができる人の一つの特徴として『応用力』をもっていることがあります。
『応用力』とは、仕事上、問題が発生したり、壁にぶつかったりしたときに対応できる能力のことです。
『応用力』を身に付けるには仕事に深く入り込んでいく必要があります。
やらされ感をもっていると、仕事に深く入り込むことができませんね。
これでは競争社会を生き残っていけるだけのスキルは身に付きません。
やらされ感に反発する人は『有望な人材』です。
以上のように、やらされ感を持ちながらの仕事をすることは大きな実害2つも被ることになります。
しかし、現実問題として、やらされ感を感じながらも、その気持ちと折り合いながら仕事をし続けている人がほとんどです。
そういった人たちは給料をもらっているから仕方ないといった感じを持っているのしょう。
そんな中、少数ではありますが、やらされ仕事から抜け出したいと思う人もいるのです。
「やらされ感を持ちながら仕事をすることに耐えられない」
「もっと自主的に仕事をしたい」
と思う人は、少なからずいます。
実は、こうした人たちは「有望な人材」になりえる可能性を秘めていると言えます。
というのも、やされることに反発するということは「自分の頭で考えて仕事をしたい」ということの表れだからです。
自分の頭で物事を考えない人は優秀な人材になることは決してありません。
上から指示されたことを何も考えずにやっているだけでは発展性がありませんからね。。
ただし、やらされ仕事に怒りや反発を覚えるだけではダメです。
もう一つ大事なことがあります。
それは「社員にやらされ仕事をさせない会社」で働くことです。
社員がやらされ感を持つ原因は、会社が社員へ裁量権を与えないことにあります。
そうした会社を一刻も早く出てしまうことです。
そして、裁量権を与えてくれる会社に移ることです。
自主性を与えてくれる会社で働こう。
やらされ感を強く感じるというのは、社員を『労働力』として扱っている会社です。
労働力であるから誰でもいいわけです。
言われたことをしっかりやってくれれば誰でもいいわけです。
一方で、社員をただの労働力でなく、利益を生み出す人材として扱う会社があります。
こういった会社は社員を『利益を生み出す源泉』としてとらえています。
社員のスキルや能力に依存している会社です。
となれば、必然的に社員へ自由と裁量を与えてくれることになります。。
やらされ仕事に不満を持っている人は、こうした会社で働くべきです。
自主性を与えてくれる会社であれば、やらされ感を持たずに仕事ができます。
自主性を重んじてくれる会社では、水を得た魚のように伸び伸びと仕事ができるでしょう。
会社というのはどこも同じということは決してありません。
経営者の考えや企業体質によって全く異なります。
自主性を与えてくれる会社は社員が生き生きと仕事をしています。
社内に活気があります。
是非、そういった会社で働きましょう。
おわりに
「仕事をやらされている」ことを面白く思わない人は、今度成長する可能性を大いに秘めています。
ただし、可能性を現実のものとするためには、いまの会社を変える必要があります。
いまの会社を変えなければ、やらされ感は払拭できないということです。
会社を変えるといっても、どこでも良いということはありません。
『社員の自主性を重んじる会社』で働かなくてはいけません。
そういった会社を見つける際には『転職エージェント』という求人サイトを活用して下さい。
転職エージェントが紹介してくれる求人には『社員の自主性を重んじる会社』が数多く含まれています。
というのも、企業が転職エージェントに求人を出そうとすると高い費用がかかります。
ただ指示したことをやらせるだけの社員を採用するのに、高いカネを払う企業はいないでしょうから。
以下に、オススメの転職エージェントを記載おきますので、是非活用ください。
・『リクナビNEXT』(知名度抜群です)
・『ビズリーチ』(直接スカウトから連絡が来ます)
これからの時代は、会社員は個人事業主と同じです。
会社が守ってくれる時代は終わりました。
自分で力を蓄え、そして自分の力で人生を生き抜いていかなければなりません。
やらされ感を持って仕事をしていては、いつまでも力が蓄積していきません。
まずは、一刻も早く自主的に動ける会社に移って下さい。
そして力を蓄えることを強くおススメします。
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