給料が安いことに不満を持っている人は多いです。
かく言う私もそうです。あなたはどうですか。
安い安いといっても、何を基準に安いといっているのかは人それぞれ異なるでしょう。
ある人は、自分が請け負っている業務量に対して給料が安いと言っているのかもしれません。
また、ある人は自分は請け負っている仕事のレベルに対して給料が安いと言っているのかもしれません。
そんななか、自分の負っている『責任の大きさ』に対して給料が安いと言っている人もいるかもしれません。
『責任の大きさ』で給料額が決めるという考えは、私自身は賛成です。
そのように考える人は、自分よりも地位が低い人間、つまり自分の部下が自分よりも給料が高いことを良しとしません。
「給料は責任の大きさで決まる」
だから経営者は報酬が高いのです。
もし業務量で報酬が決めるのであれば、一番下の地位で業務量を多くこなしている社員が高い給料を取ることになります。
しかし実際にはそうなってはおらず、業務量が少ない組織の上位者の方が給料が高いです。
それは上位に行くほど責任が発生し、責任の度合いが大きくなるからです。
つまり給料は責任に比例して高くなるのということです。
そうして考えたとき、もしあなたの給料があなたの部下よりも安かったらどうですか。
たいていの人は憤りを感じるのではないでしょうか。
たとえ部下の方が仕事量が多くて、労働時間が多くても、部下はあくまでも部下。
責任は上司であるあなたが取らなければなりません。
であれば当然あなたの方が給料が高くあるべきです。
とはいうものの、実は部下の方が給料が高いと言う事はありえない話では無いのです。
あなたの部下が多くの残業をしたり、もしくは営業職で出来高制の給料で多くの契約を取った場合には逆転現象は起こりえます。
ただし、そういったような形で部下に抜かれるのは、月単位の給料に関してであって、賞与等を考慮した年収ベースではあなたは部下よりも高い年収を手にするべきです。
しかしそうはならず、もし年収ベースでもあなたよりも部下の方が多くの報酬を手にすることもあるでしょう。。
その時あなたはどういった行動をとりますか。
心にわだかまりを残したまま我慢し続けますか。
まず、やるべき事は給料を決定する責任者へその理由を聞くべきですね。
そこであなたが納得できる説明が聞ければそれで良し。
しかし納得できなければ、あなたは何らかの行動を取るべきです。
一番良有効な方法としては『降格願を出すこと』をオススメしたい。
降格願を出すことの狙いは、会社に給料額の見直しを迫ることです。
あなたが降格願を出したとき、会社はあなたに降格願を出した理由を訊ねてきます。
その時には給料が部下よりも安いことに納得できないことを伝えましょう。
もし会社があなたに管理職にとどまってほしければ、きっとあなたの給料をあげてくれるでしょう。
仮に、降格願を受理されてもあなたに大きな損失にはなりません。
というのも、管理職になって部下を持っても、給料が大した額にならないのであれば、たとえ降格したとしても給料額が大きく下がることはありません。
多少の給料が下がって、責任から解放されるのだからラッキーと思えば良いのです。
私は部下よりも給料が安くなった経験はありませんが、それと同じくらいに我慢できない事態に遭っています。
それは自分より仕事ができない人が自分の給料を上回っていたのです。
これは屈辱的でした。
これに関しては以下の記事に詳しく書いていますので興味があれば一読ください↓
・自分より仕事ができない者が自分より給料が高い現状。私は我慢できません。
こうした問題は突き詰めていくと、最後は評価制度にたどり着きます。
そして、あなたをきちんと評価してくれる会社に移るしか解決方法はないということです。
そのあたりは以下の記事を読んでください↓
・人の評価なんて会社が変わればガラリと変わります。だったら評価してくれる場所へ移るべき。
部下よりも給料が安いときは遠慮なく行動に移しましょう。
そういった状況を放置して仕事に集中できるはずはありません。
あなたが部下よりも多くの給料を手にすることは当然の権利です。
責任だけ負わされて給料が安いでは、あまりに惨めに感じませんか。私であればまずは給与が低い理由を聞きにきます。
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会社員の最大のメリットは、会社に行きさえすれば毎月給料がもらえることです。
一方で、会社員のデメリットはどんなに頑張っても、給料が上がらないことです。
ということは、サボったもの勝ちということになります。
ただ、私が会社員の皆さんにサボることをススメているのは、そんな単純な理由からだけではありません。
これからの時代、会社員はサボれるような仕事をしていかなければなりません。
真面目に会社のために働く時代は終わったのです。
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