地方出身者が大学入学・専門学校入学をきっかけに都会デビュー。
そして、そのまま都会に残って就職というのはよくあるパターンですよね。
若い頃は、都会の生活は楽しく、仕事もパワフルに、最終電車に間に合わずタクシー使って帰路につくほど精力的に働いたものです。
しかし、そんな人生も30代を過ぎれば考えてしまいます。
体力は落ち、給料も大して上がっていかない。
そのうえ、毎日、最終電車で帰るほどの重労働とくれば、今後の人生を考えざるを得ません。
そこで提案したいのが「地元企業に転職して、生き生きとした人生を送ること」です。
地方出身者であれば地元に戻って、地元の企業に活躍の場を求めてはどうですか。
地方の生活は、都会の生活とは一味違った良さがあります。
正直なところ、給料は下がるかもしれません。
しかし、それ以上の仕事のやりがい、そして精神的ストレスを感じずに仕事ができる環境を手に入れることができます。
今回は、都会で働いている地方出身者の人は、地元に帰って活躍すべきであるという提案です。
地元に帰っても仕事はあります。実際に人手不足です。
地方のほうが都会よりも生活費はかかりません
これは誰でも理解していること。
では、どうして人々は都会から地方へシフトしないのか。
もともと都会出身者であれば、都会から動きたくないのは分かるけど。。
地方出身者であれば、地方へ移ることに抵抗はないはずです。
しかし、実際に戻ってくる人は少ない。
一番の理由は、地元に帰っても「仕事がない」ということですよね。
たしかに、求人数は都会に比べて圧倒的に少ないでしょう。
しかし、人手不足は顕著です。
仕事が見つからないということはありません。
それに加えて、地方の自治体の多くがUターン人材の就職斡旋に力をいれています。
労働市場の環境は決して悪くはありません。
さらに、いまやネットさえ繋がれば、都会であろうと地方の田舎であろうと、仕事をするうえでオフィスの場所は関係ありません、
地方にも上場企業が移転してきたり、優秀なベンチャー企業も育ってきています。
さらには、地方には製造業の会社が多く、地方に多くの雇用をもたらしています。
ただし、残念ながら、給料は都会に比べて下がってしまいます。
でも、給料は下がるけど、その分は生活費が下がるため差し引きゼロです。
それでも、給料の減少が気になるのであれば、副業をすればよいのです。
地方は都会と違って、副業のための時間が確保しやすいのです。
- 通勤時間が短い
- 退社時間が早い
- 有給休暇が取りやすい
地元企業では重宝される存在になるでしょう。
仕事に必要なスキルを習得しようとすれば、やはり都会で働くべきですね。
仕事は、勉強と違って自己学習ができません。
特に若い時分は、仕事についてのインプットすることが多い。
どんどん知識やスキルを吸収するべきです。
それに欠かせないのが優秀な人と一緒に仕事をすることです。
それは社内、社外に関わらずです。
とにかく優秀な人と接点を持つことです。
優秀な人材と仕事をしようと思えば、やはり都会で働くべきです。
実際に、都会には優秀な人材が多い。
なぜか。
都会にはビジネスチャンスが溢れており、一流企業や優良企業の多くが集まっているからです。
そして、都会では最新の知性や情報に触れることができるからです。
こうした理由で優秀な人材が地方からも集まってくるのです。
まさに一極集中型の社会構造です。
一時は、東京一極集中型が問題となって、地方分散型社会を実現しようといった話もありましたが、現実には無理なようです。
水が高所から低所に流れるように、優秀な人材は地方から都会に流れるのです。
となれば、ここは「逆転の発想」です。
裏を返せば、地方に優秀な人材が少ないということです。
地方出身者で都会で働いている人は都会でスキルを身に付けた後、すぐにでも出身地の地方の会社に入って活躍しましょう。
都会でインプット(入力)して、地方でアウトプット(出力)するのです。
地元の成長企業へUターン転職しよう。
都会で優秀な人と共に仕事をし、スキルを身に付けたのであれば、次は地方に戻って、そのスキルを活かして活躍するのです。
地方の会社は、即戦力の優秀な人材を心底求めています。
ただし、地方の会社でも、成長中の会社、もしくはこれから飛躍しようとしている会社でなければ、都会で身に付けたスキルは発揮できません。
田舎特有の父ちゃん・母ちゃん経営の会社では、あなたのスキルが泣いてしまいます。
そんな会社に入ってしまったら、せっかくのスキルが発揮できません。
ということで、地元へのUターン転職は転職エージェントを活用しましょう。
地元への転職は、いまの住まいから遠距離になるので地元の求人情報を取ったり、面接の手配などは転職エージェントに一任しましょう。
自分でやろうとすると、結構面倒くさいですからね。
以下はオススメの転職エージェントです。
そこで、あなたのスキルを求めている地方の成長力のある会社を紹介してもらって下さい。
そして、実際にUターンで地方の会社に入ってからがあなたの能力を発揮する局面です。
地方の会社は都会の会社に比べて、優秀な人材は多くはいません。
向上心を持った人、意識高い系の人も多くはいません。
そういった人は、都会に出て行ってしまってますからね。
ということで、あなたは普通に仕事をやっていれば、あれよあれよという間に出世し、重要なポストを手にする可能性が高いのです。
地元では精神的ストレスを感じずに仕事ができる。
地方での生活はコストが安くすみます。
とくに、不動産は都会とは比べ物にならないくらいの安さです。
しかし、地方で仕事をする良さは金銭的な面だけではありません。
精神的な面の良さが大きいのです。
主に2つの点で精神的な面の良さを感じます。
その一つが「年老いた親の面倒をみること」です。
両親はいつか老いていきます。そして、面倒を見ること必要となるときが来ます。
あなたが遠く離れた都会で仕事をしている場合、両親のことはどうしますか。
最悪、面倒をみるために会社を退職せざることになります。
しかし、地方の親元で仕事をしていればその心配はいりません。
親の心配もせず、離職の心配もせずに思う存分仕事に打ち込めるということです。
⇒親の面倒をみるために、Uターン転職するのも立派な生き方です。
そしてもう一つが「通勤ストレスからの解放」です。
これが非常に大きいです。
都会だと満員電車で数時間かけての通勤ですからね。
それでなくても毎日遅くまで仕事です。
一方、地方の企業だと、通勤に1時間もかからないですし、自家用車で通勤できるほどの距離に会社があります。
おまけに、都会の会社に比べて退社時間も早いですしね。
会社帰りに趣味やスポーツを楽しむ人も多くいます。
おわりに
地方出身者の多くは歳を取るにつれて、地元に帰りたいという気持ちが高まるみたいです。
そして、実際に地元に帰る人は、たいていの場合は定年退職の後です。
何も定年まで待たなくも良いの思うのですが。。
30代でも、40代でも決意さえ固めれば地元に戻れます。
定年してから戻るのは、何かと遅すぎます。
30~40代に戻ることができれば、会社での出世はほぼ確実、親の面倒も看れ、そして、老後の生活には欠かせない友人や知り合いもできます。
定年になって戻ってきても、そこから知り合いを作るのは大変な労力です。
うまくいかなければ、一人ぼっちの隠居生活になってしまいますよ。。。
男性の人間関係の多くは仕事絡みです。
そう考えると、仕事を通じて友人や知り合いを作るためにも、40代半ばまでには地方に戻ることを考えましょう。
早ければ早いに越したことはありません。
コメント