30代になったら『管理職』or『専門職』のどちらの道に進むべきか決めておくこと。

働き方

30代にもなると、身につけた仕事の知識やスキルは相当なレベルにまでなっていることでしょう。

今後、そのスキルをどのように活かしていくか。

大きく2つの選択肢があります。

①『管理職になって、出世の道をひたすら登っていく。』

②『いまのスキルをさらに磨き上げ、専門職(特定の職種のプロ)の道を極めていく。』

あなたが、こうした選択を迫られた時、それは、人生の後半のスタート時点に立ったことを自覚してください。

あなたは、人生後半を、どちらの方向を目指して進みますか。

今回は、それを決断をするときに、参考になる判断材料をいくつか挙げたいと思います。

 

スポンサーリンク

管理職は政治家、専門職は職人をイメージしてください。

管理職になると、経営者や会社の上層部との交流が発生します。

その第一歩として、名前を覚えてもらえます。

それまでの一般社員である時分には、名前なんて覚えてもらえません。

経営者は、管理職の名前や経歴のみしか頭に入れていません。

その理由は単純です。

経営者は、管理職のみとしか会議や打ち合わせで顔を合わせないから。

でも、それだけが理由ではありません。

仕事上の疑問点や気になる点が生じた場合に、すぐに管理職を呼び出すために名前を覚えておく必要があるのです。

また、会社によっては、管理職どうしで食事やプライベートの時間を共有することもあります。

そこでは「誰と誰が仲が良く、誰と誰が仲が悪いか」そして「誰がどの派閥に属しているか」といったドロドロした人間関係が繰り広げられます。

そして、その人間関係によって、今後の出世、もしくは左遷降格は決まったりするのです。

つまり、管理職は『社内政治家』なのです。

政治家には、仕事スキル以外のことが要求されてきます。

社内派閥、社内人脈、人事、情報収集、会合出席、ゴルフといった政治家さながらの活動をしていかなければなりません。

 

一方の、専門職はどうでしょう。

役職に就くor就かないに関わらず、いまの仕事のレベルをさらに追及していき、誰からも一目置かれる権威を手に入れることができます。

周囲の人は、分からないことや問題が発生すれば、すぐに専門職の人の力を借りようとします。

専門職の人は、権威ある社員になるために日々努力を怠りません。

  • 専門分野の新しい情報収集を怠らない
  • 専門分野に関する新著を購入することを厭(いと)わない
  • 専門分野の人脈を作っておく

つまり、専門職は『職人さん』といったイメージです。。

管理職を目指すメリット&デメリット

管理職になるということは、出世コースを突き進んでいることの証です。

周囲からも一目置かれる存在になります。

管理職のメリットとしては、次のような点があげられます。

  • 決定権を持って仕事できる。
  • 責任ある立場で仕事ができる。
  • 人やお金を動かせる。

名誉欲、権力欲、金銭欲を満たしてくれる管理職ですが、

はたしてデメリットはあるのでしょうか。

管理職のデメリットは、『会社人間』になってしまうことです。

中間管理職として実務とマネジメントを兼務しているうちは良いのですが、さらに出世して実務から遠ざかったときは、もういまの会社と運命を共にするしかなくなります。

それは、実務のスキルがあれば他社でも重宝されますが、実務スキルがなければ管理職の肩書があろうが相手にもされません。

スキルを手放したことと引き換えに手に入れた管理職の肩書は、いまの会社のみで有効なのです。

管理職は「いまの会社を辞めてしまえば価値のない人」ということです。

また、人事闘争や権力闘争に破れれば、左遷降格の惨めな人生を送らなければなりません。

これもまた、管理職のデメリットであり、隠れたリスクです。。

そして、これは余談ですが、せっかく管理職に昇格したものの、管理職としての資質が備わっていないために、精神がボロボロになる人もいるみたいですね。

詳しくは、こちらの記事に書いています。↓
・念願の管理職になったものの、能力不足を痛感する日々は地獄です。

専門職(特定の職種のプロ)を目指すメリット&デメリット

専門職は、ある特定分野において誰にも負けないスキルを身に付けているため、社内では重宝されます。

専門職のメリットは、リストラされにくい点です。

その分野の第一人者がいなくなると、業務が滞ってしまいます。

そして、専門職の何にもまして優れている点は、転職しやすいということです。

良い条件があれば、すぐに移れるのが専門職の専売特許です。

キャリアアップによる転職ということです。

その一方で、専門職のデメリットですが、特にこれといったデメリットは見当たりません。

ただ、注意しなければならないことが1つあります。

これはとても重要なことです。。。

それは、ある特定の職種を極めていくときに『その職種選びを間違えないこと』です。

たとえば、事務職の専門職になっても、社内では重宝されません。

難易度の高い職種でないため、代わりの者は労働市場からすぐにでも確保できます。

当然、転職も厳しいものとなります。

他方、営業職の専門になって、高い売上数字を稼げると、社内では重宝されます。

営業職は敬遠されがちの不人気職種で、難易度の高い仕事です。

実績さえ積んでおけば、50代でも、60代でも転職はたやすいでしょう。

大事な事なので、もう一度繰り返します。

『専門職の道を目指す人は、選ぶべき職種を間違えないこと。』

なお、「あなたの選択しようとする職種が、専門的に極める価値があるかどうか」は、転職のアドバイザーに尋ねましょう。

転職アドバイザー【リクルートエージェント】

いまの労働市場の状況や、価値のある職種などの幅広い最新情報を入手できます。

『管理職』or『専門職』かの選択を迫られる場面

あなたが順調にキャリアを積み重ねてきたとき、一つの選択を突き付けられます。

年齢的には、30代前半あたりになるでしょう。

その選択とは、「管理職の道を登り続けるか」、それとも「専門職のしての道を極めるのか。」です。

次のような場面は、どこの会社でも、どこの部署でもよく見かける光景です。

「部長」よりも「課長」のほうが実務が良くできる、仕事ができるという光景です。

この課長の実務能力は、部長を上回っているため、部署内の社員は、部長よりも課長を頼っている状態です。

この課長は役職が付いているので管理職ではありますが、スキルも高いため専門職でもあります。

この課長は、これからの将来を考えるときに、

「次の部長を狙って管理職として生きていく」or「課長のまま専門職として生きていく」のいずれかの選択をしなければなりません。

部長になれば、実務をやっている時間が取れなくなるため、自然と実務能力は落ちて行きます。

そのため、スキルを維持し、発展させたいのであれば、課長のまま実務責任者として生きて行く道を選ばなくてはいけません。

2つの道を同時に歩むことはできません。

どちらか一つの道しか選ぶことはできません。。

おわりに

私は、30代の時に専門職の道を選択しました。

当時は、経理財務の専門職です。

管理職にも就きましたが、経営陣とのお付き合いが嫌であることや、性格的に会社人間として生きるのが耐えられない性格なので、管理職の道を進もうとは思いませんでしたね。。

専門職を極めて、会社を縛られない人生を歩みたいと思ったからです。

私はいま44歳です。

専門職の道を選んだことは良かったと思っていますが、専門分野として経理財務を選択したことには後悔しています。

というのも、経理財務職はAIの出現により、将来的に消える職種と言われているからです。

もし、私が30代のあなたにアドバイスするとすれば、以下のような内容です。

『専門職の道を選びなさい。そして、どの分野の専門になるかを真剣に考えること。

管理職は止めておきなさい。会社に使われるだけで面白みのない人生を送ることになります。』

私が30代に戻れるのであれば、経理財務の分野を選ばずに、もっと市場価値の高い職種を選んでいたでしょうね。

もし、あなたが専門職の道を選ぶのであれば、

転職支援サービスを提供している『リクルートエージェント』のアドバイザーに、

市場価値の高い職種、それも今後10年~20年は需要のある職種を尋ねることをオススメします。

なにせ、AIやロボットに仕事を奪われる時代です。

そのあたりの情報は、転職のプロに尋ねるしか方法はありません。

⇒『リクルートエージェント』を勧める理由とは。

コメント

転職回数を気にしている人には是非とも読んでほしい記事です。
転職回数の多い人は『転職回数を気にしない会社』に行けばよい。
転職回数を気にしている人には是非とも読んでほしい記事です。
転職回数の多い人は『転職回数を気にしない会社』に行けばよい。
タイトルとURLをコピーしました