『興味のない仕事を命じられる』
そのようなとき、どのように対処するのがよいのか。
一言でいえば、適当に対処するのがよいでしょう。
なぜなら興味のないことを無理にやったところで良いことはありませんから。
適当に周囲に感づかれない程度に手を抜きましょう。
ただそれだけでは虚しい日々を送ることになりますし、何よりもあなたに備わっている能力を眠ったままにしておくことは大変もったいないですね。
だから、今のうちに興味のある仕事に関わる資格やスキルを身に付けておくのが良いでしょう。
今回は、興味のない仕事を命じられたときの対処法について説明します。
興味のない仕事は適当にやっておけばいい。
会社員をしていれば興味のない仕事を命じられるときはあります。
スポット的な仕事であれば、長期間にわたって興味のない仕事を命じられた時はつらいものがあります。
もっと辛いのは全く希望していない部署もしくは興味のない部署に配属されたときですね。
部署の異動により興味のない仕事をさせられるといことは、数年は我慢を強いられることなるかもしれません。
そのときどうするか。
運命だと諦めて全力で興味のない仕事に頑張りますか。
スポット的な仕事であれば、全力で頑張るものよいでしょう。ほんの短い期間のことであれば自分の気持ちにウソをつくことできるでしょう。
しかし、長期間、それも興味のない仕事への異動であれば、頑張ってはいけません。
頑張っても良いことはありません。
世間で一般的に言われているようなことに以下のようなことがあります。
「目の前の仕事を頑張ろう!」
「興味のない仕事でも頑張っていると愛着が沸いてくるかも。。」
こういったことを自分に言い聞かせて無理に頑張ろうとしていけません。
ではどうするべきか。
それは興味のない仕事を命じられたときは適度の対応しておくことです。
会社に雇われている以上、仕事を放棄するわけにはいきません。
だから周囲の人に迷惑をかけない範囲で、仕事を淡々としておけばそれで十分です。
ただし、それだけで終わってはいけません。
それだけだと何もあなたには残りませんから。
大事なことは、あなたのエネルギーを別の何かに注がなければいけません。
具体的には2つことが考えられます。
1つは興味のある仕事に就けるための転職活動を始めることです。
興味のない仕事をしながら、一方で興味のある仕事を探すのです。
すぐに次が見つかれば良いですが、とりあえずは興味のない仕事で生活費が入ってくるので全く焦る必要はありません。
余裕をもって転職活動をしましょう。
具体的には転職サービスの『ビズリーチ』に登録して求人情報を定期的に送ってもらいましょう。
そこで上手く転職先が見つかれば新しい仕事に移れば良いのです。
もう1つはスキルアップに努めることです。
あなたの市場価値を高めるスキルを磨き上げておくのです。
会社では興味のない仕事で手抜き仕事をすることでエネルギーは残っているはずです。
そのエネルギーを退社後または休日の時間を使って自己研鑽にぶつけましょう。
そこでのスキルの蓄えが、今後のあなたの飛躍に大きく寄与することになることは間違いありません。
興味のない仕事を全力でやってはいけない理由
そもそも、なぜ興味のない仕事を全力でやってはいけないのか。
一番の理由は会社の飼い犬にされるからです。
会社の飼い犬にされると、あなたの人生を自分の判断で歩めなくなります。
自分は何が得意で、何が適しているかといったことは会社よりもあなた自身が一番分かっているはずです。
さらには、どういったキャリアを積んでいきたいか、そのためにはどういったスキルを身に付けていかなければならないか。
これらはあなた自身でしか決めることが出来ません。
あなたはその決定権を握るためにも、会社の与えられた興味のない仕事へと流されてしまってはいけないのです。
会社は仕事内容にしろ、人事異動にしろ、すべて会社の都合で決めてきます。
間違ってもあなたの都合など考慮してはくれません。
あなたの将来のこと、そしてあなたの適性や希望などは全くの度外視です。
そういった会社の都合のみで決定された仕事に全力で取り組んでしまうことで、あなたは会社にとって使い勝手の良い人材へ成り下がっていくことになります。
そしてその成れの果てとして、低待遇で重労働にも文句も言えず、ただ会社の顔色を伺いなが生きていくしかなくなるのです。
そうなりたくなけれな、少なくとも興味のない仕事を命じられたときは『心の中』では拒否することが必要になってきます。
興味のない仕事から『興味のある仕事』へのシフトしよう。
興味のある仕事へ就くことが市場価値を上げるのに最も早い道です。
好きこそものの上手なれです。
いま時代は、何の職種でもそうですが平均的な実績では給料を上げることはできません。
他人よりも目立った実績をあげなければなりません。
興味のある仕事であれば、そのための努力もできるのではないでしょうか。
少なくとも興味のない仕事の比べれば、多くの時間や労力をかけることができるのではないでしょうか。
私は学校を卒業して最初に就いた職種は営業職でした。
22~24歳まで営業をしていました。
嫌いではなかったのですが、まったく興味の持てない仕事でした。
既存の取引先を回って、仕事を受注するのが主な仕事です。
社会人になって最初の仕事でもあったので、自分なりには懸命にやっていましたが、時間が経つに連れて興味が失せて行きました。
当然、営業数字は低迷し、毎日会社に行くのが苦痛となり、結局3年で経理職ができる会社へと転職しました。
経理職を選んだのは、簿記3級を取得していたことと学校で経営学を勉強していたからです。
もし、いまあなたが興味のない仕事に従事しているのであれば、そしてそれが苦痛で仕方ないのであれば方向転換するべきです。
そのためのサポート役として、私も以前活用した『ビズリーチ』をおススメします。
あなたが興味を持てる複数の仕事の中から、あなたの転職できる可能性を一緒に考えてくれるでしょう。
ちょっとした行動力が大きな変化を生み出すことはよくあることです。
『ビズリーチ』は無料で利用でき、登録するだけで転職のプロが相談に乗ってくれます。
おわりに
興味のない仕事に全力で取り組むことは、会社の飼い犬にされるための第一歩となることを意味します。
そのため、興味のない仕事を命じられた時は適当に対処してください。
そして興味のない仕事が長期間にわたって続くようであれば、早めに仕事を変えるようにしてください。
あなたの能力やスキルは時間がたっても変わることはないでしょうが、年は確実に取っていきますので早いに越したことはありません。
私は好き嫌いが激しい性格もあって、興味のない仕事をすることが苦痛でたまりませんでした。
ただでさえ仕事が好きではないため、少なくとも興味の持てる仕事でなければ精神的に持ちません。
あなたはどうですか。
もし私と同じような性格であれば、興味のある仕事につくだけでもかなり気分的に楽になると思いますよ。
興味のない仕事をいつまでも続けていても良いことはありません。