給料を上げるための転職は「2つの条件」を満たすことが必要です。

給料

お金が嫌いは人はいません。

お金があれば、豊かな生活を手に入れることができますからね。

そのために、日夜仕事に頑張っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、そんな思いとは逆に、実際の収入は上がっていかないものです。

それが現実です。

といって、何もしない。手をこまねいていても仕方ありません。

収入を上げる手段はいくつかありますが、そのうちの一つに、『転職すること』があります。

昨今の労働市場は逼迫しています。人手不足倒産が出るほどの人手不足状態です。

つまり、転職するには、悪くない環境といえます。

そんな追い風が吹いてる状況のなか、

今回は、転職で給料アップを勝ち取るための2つの条件について説明します。

この2つの条件を満たす転職ができれば、あなたの収入はアップします。

 

お金と仕事は切っても切れない関係です

「お金を稼ぐために仕事をする。」

これが、基本的な仕事に対する考えです。

仕事にお金以外の目的を求めている人は多くいます。

お金だけが目的なんて寂しすぎますし、またお金だけが目的の仕事は長続きしません。

とはいうものの、やはりお金を稼ぐことが、仕事の最大の目的です。

その証拠に、仕事探しをするときに求人票の「給料の金額」を見ない人はいませんよね。

「これだけの給料がないと生活できない!」

「この給料だと生活を切り詰めるしかない!」

給料の金額が、生活の基盤となります。

まずは「給料の金額」が希望を満たすことが仕事選びの最重要基準となります。

そして、仕事を選ぶ基準が「給料の金額」ならば、仕事を辞める基準も「給料の金額」ということです。

退職理由に関するアンケート調査を見ると、必ずと言っていいほど、『給料への不満』があげられています。

  • 給料が10%カットされた。。。
  • 賞与が出ない。。。。
  • 通勤手当が一部しか支給されない。。。。

どんなに好きな仕事でも、どんなに人間関係が良好でも、給料金額に納得できなければ、その会社では仕事を続けることはできません。

現実に収入アップはできるの?

給料が安いのであれば、別の会社に転職することで手っ取り早く給料を上げることができるかもしれません。

というのも、給料が安い原因のほとんどは会社側にあるからです。

この点については、こちらの記事にて詳しく書いています。↓
・あなたの給料が安いのは、あなたが給料の安い会社で働いているからです。

では、「早速、転職活動を始めよう!」と言いたいところですが、その前にやるべきことがあります。

まず、あなたがやるべきことは、あといくらの収入増が必要かを把握することです。

そして、その金額に応じて、対応策を講じることです。

収入アップしたいと言っても、その額は、人それぞれ異なります。

もし、あなたが、年収を何億、何千万にしたいということであれば、起業するしか選択肢はありません。雇われの身である会社員では、不可能な金額です。

しかし、月にあと5万円前後の収入増を望むのであれば、副業でバイトすることをオススメします。

月5万円前後の収入増であれば、バイトでも十分に稼ぐことができます。

大事な点は、月5万円前後の収入増を実現するために、転職を選択してはいけないということです。

転職には様々なリスクが伴うことを理解していますか?

もしかすると、転職先が期待したほどではないかもしれません。
・転職してみて「こんなはずでは・・」と思ったら、再転職すればよいのです。

もしかすると、転職活動がいまの会社にばれるかもしれません。
・在職中の転職活動は、いまの会社にばれると秒殺されます。

たしかに、副業バイトは、休日や平日仕事終わりの時間に、さらに働くわけですから体力的に辛いかもしれません。

しかし、転職のリスクを考えれば、体力的に辛いほうを選択するべきです。

 

そして、難しい選択を迫られるのが、月10万円前後の収入増を希望する場合です。

このレベルの金額となると、副業バイトでは達成は厳しいですね。

もちろん、休日や平日の仕事終わりの時間がどれだけあるかにもよりますが、普通に考えれば、やはり厳しいと言わざるを得ません。

となれば、残りの選択肢は、転職するしかありません。

ただ、先ほど述べたように転職には、様々なリスクが伴います。

転職リスクの代表格が「人間関係」です。

こればかりは会社に入ってみないと分からないですからね。。

それと、転職した場合は、またゼロから仕事を覚えなければなりません。

そして、中途採用となると、親切丁寧な指導は期待できません。ほぼ放置されてのスタートです。

それでも、転職することを選択するのであれば、

以下で示す『2つの条件』を満たすような転職をしてください。

そうすれば、転職による収入増が実現できます。

>>転職活動にはやるべきことの順番がある。

ちなみに、リスクを考えて転職しないことを選択する人は、月10万円前後の収入増は、副業バイトで稼げるだけ稼いで、足りない部分は節約にて出費を抑えて対応しましょう。

給料アップの転職に必要な「2つの条件」とは。

転職にて収入増を目指すのであれば、「2つの条件」を満たす必要があります。

というよりも、「2つの条件」を満たさなければ、収入増を目的とした転職は上手くいきません。

「2つの条件」とは、以下の通りです。

1、即戦力で活躍できる職種に就くこと

収入増を狙うのであれば、即戦力で会社に利益をもたらすことが絶対条件です。

あなたの即戦力で活躍できる職種は、何ですか。営業職?人事職?開発職?

この職種だ!というのがあれば、収入増の転職の第一条件はクリアです。

 

2、成長過程にある会社に入社すること

あなたが、どんなに仕事で実績をあげたとしても、会社が業績良好で、その実績を給料に反映する考えを持っていなければ、あなたの給料は上がりません。

会社が業績良好で、社員の実績を給料に反映してくれる会社となれば、成長過程にある会社に他なりません。

成長過程にある会社は、業績が右肩上がりであり、拡大路線に入っています。

そのため、人材の確保が待ったなしで、優秀な人材に満足いく給料を支給してくれる可能性が高いのです。。

 

どの会社でも給料金額を決定するための制度として、人事評価制度があります。

人事評価において、良い評価がもらえ、昇格・昇級すれば給料はあがります。

ただし、給料はあがりますが、その昇給幅は会社の持つ能力の範囲内でしかありません。

言い換えれば、あなたが、素晴らしい実績を上げて人事評価で最高の評価を得たとしても、あなたの属する会社に、給料を上げるだけの能力がなければ、あなたの給料は微々たる額しか上がらないということです。

あなたが、高い水準の給料を手にしたいのであれば、給料の水準の高い会社で働くことです。

その給料水準の高い会社が、『成長過程にある会社』ということです。

>>転職活動にはやるべきことの順番がある。

成長過程にある会社は都会だけではなく、地方にも数多く存在しています。

とくに地方の成長過程にある会社は、優秀な人材が常時枯渇しています。

そのような会社に入社して実績をあげることができれば、ライバルが少ないため出世も早く、給料アップも期待できるということです。

おわりに

給料アップを目的にした転職には、2つの条件を満たすことが大事です。

①即戦力で活躍できる職種に就くこと
②成長過程にある会社に入社すること

給料アップには、どの会社で働くかの重要性を述べてきました。

これは、決して、仕事の能力を磨くことを疎(おろそ)かにしても良いと言っているわけではありません。

転職で成功するには、仕事の能力・スキルが高いことが大前提です。

いくつになっても、自己研鑽(けんさん)を積むことが大切です。
・40代からでも自己研鑽に励むこと。それが最大の自己防衛です。

仕事の能力がなければ、転職できたとしてもその後が大変です。

上司や同僚からの信頼を失ってしまうことになるからです。

その結果、会社での居場所がなくなり、再び転職せざるを得ない状況になることだって十二分にありえます。

いつでも、どこにいても、スキルアップすることで自分の価値を上げることが最も大事なことだということを肝に銘じておいてください。

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