「毎日、長時間、満員の電車やバスに揺られての会社通勤」
これは都会でよく見られる光景です。
私は30代前半まで、東京や大阪で仕事をしていたので、通勤の大変さは嫌というほど味わってきました。
特に東京の地下鉄では、息ができないくらいギュウギュウ詰めに押し込まれたことを今でも覚えています。
あれから10年以上経ち、いまは田舎生活です。
通勤はクルマで20分。
通勤ストレスなんてどこ吹く風!
この通勤ストレスのなさは、給料に換算するといくらの価値があるのだろうか。
カネに換算したくなるほど、通勤時間は職探しの重要な項目の一つです。
少なくとも、私にとっては・・・・
今回は、いかに長時間通勤が人生の損失であるかについて、お話したいと思います。
長時間通勤は人生の大切な時間を奪っている。
1日は24時間、これは世の中の全ての人に平等に与えられた唯一のもの。
世の中の成功者は、とにかく時間を大事にする人が多い。
『Time is money(時は金なり)』 です。
時間を大切にしているのは、何も成功者ばかりではありませんよ。
多くの人は、日常生活の中で無意識に時間をお金で買っています。
例えば、歩こうと思えば歩ける距離をタクシーを使うことはありませんか。
例えば、自炊せずに弁当や惣菜を買ったりしませんか。
こうした行為はお金で時間を買っている行為といえます。
つまり『時間の節約』です。
多くの人は無意識のうちに時間の重要性を認識しています。
では、どうして通勤時間については短縮しようとする人が少ないのでしょうか。
「通勤時間短縮のため会社の近くに住もう」
「通勤時間の少ない会社へ転職しよう」
といったような話はあまり聞いたことがない。
おそらく長時間通勤している人は、
「通勤時間は会社の仕事の一部で、通勤手当も支給されているので損はしていない」
と思っているのかもしれないですね。
通勤時間中に睡眠を取ったり、新聞雑誌を読んだり、音楽でリラックスしたりすることができれば、自宅でやっていることを電車のなかでやっていると考えることもできます。
そうであれば、通勤時間は全くの無駄な時間とは言えなくもない。
しかし、長時間通勤が奪っているものは時間だけはありません。
通勤ストレスは健康を奪っていく。
長時間通勤が奪っているもう一つの大切なもの。
それは『健康』です。
じつは時間よりも健康のほうが深刻です。
毎日、同じ姿勢で、長い人で数時間近く、電車やバスに乗っていなければならない。
それも、朝と夜の2回です。
朝の出社通勤は、これから始まる仕事への体力と気力を奪われます。
夜の帰宅通勤は、仕事で疲れた体に更なる追い打ちをかけてきます。
これでは、仕事のパフォーマンスが落ちても仕方ありません。
特に精神的ストレスは深刻です。
「イライラする、やる気が出ない、思考力が鈍る」
私も東京で電車通勤していたので、通勤疲労の深刻さは理解しています。
会社員のほとんどが、通勤疲労には悩まされています。
その一方で、通勤ストレスから解放されているのが経営者です。
経営者は、会社の近くに住まいを構えていることが多い。また、距離があっても、社用車で運転手付きでの通勤です。
通勤ストレスなく仕事に打ち込めるので、当然、良いパフォーマンスを上げることができます。
経営者になるような人は、通勤が仕事のマイナスになることを理解しています。
無論、金銭的に恵まれているから、そういったことができるのですが。
通勤ストレスから身を守る手段
長時間通勤は人生のおける大切な時間と健康の両方を奪っています。
通勤ストレスから身を守るシンプルな方法は、会社の近くに引っ越すことです。
これに限りますね。
しかし、会社の近くとなると、それなりに高い家賃を支払わなければならないケースがほとんどです。
ほとんどの場合、長時間かけて出勤しなければならない会社は都心部の会社になるでしょうから。
そんな家賃を払ってしまうと生活ができない、もしくはギリギリの生活水準まで落とさなければなりません。
これでは会社の近くに引っ越すことは事実上無可能です。
となると、通勤ストレスから逃れるためには通勤のない会社へ転職するしか方法はありません。
長時間通勤なんて大したことではないと考えてる人にしてみれば、なぜ通勤くらいで転職するの?と不思議に思うでしょう。
一方で、長時間通勤ほど無駄で、不健康で、プラスになることは何一つないと考えている人がいます。
むしろ、こちらの考えのほうが圧倒的に多い。
しかし実際問題として、転職まで踏み切ることは出来ていません。
仕方なく長時間通勤を続けているのが実態です。
長時間通勤は喫煙と同じです。
体に良くないと分かっているけど止められない。
そんな中で、強い意思のある人だけが長時間通勤からの卒業を決意するのです。
通勤ストレス回避の転職にも色々な形がある。
通勤ストレスから逃れるのには転職するしかありません。
それ以外には方法はありません。
私は地方出身者なので、地元に戻ることによって通勤ストレスから解放されました。
つまり、地方企業への転職です。
私と同じように地方出身者であれば、地元に帰ることをオススメします。
・都会で働いている地方出身者へ。ミドル世代になったら地元に帰るのが得策です。
しかし、都会を離れたくない人、離れられない人もいます。
幸いなことに、いまは在宅勤務を取り入れている会社もあります。
また、週休3日制を取り入れている会社もあります。
このような会社で働ければ、通勤ストレスから解放されます。
このような勤務形態は都会にオフィスを構える会社、もしくは、時代の先端を走るような会社といった特定の会社でしか取り入れていません。
求人情報を見ても、通勤ストレスから解放してくれる会社の求人は常に出ているわけではありません。
こまめな情報収集が重要になってきます。
そこで利用していただきたいのが転職支援サービスを手掛けている『リクナビNEXT』(知名度抜群です)です。
『リクナビNEXT』に登録すると希望の求人を無料で紹介してもらえます。
あなたの希望である通勤ストレスのかからない在宅勤務、もしくは週休3日制の求人を紹介してもらいましょう。
自分で見つけるには時間や労力がかかりますが、『リクナビNEXT』に任せておけば早い段階で該当する求人を見つけてくれるでしょう。
そうなれば、通勤ストレスからは即解放です。
まずは情報収集のために『リクナビNEXT』に登録しましょう。
おわりに
給料が安いので転職する。
人間関係がツラいので転職する。
でも、通勤がツラいので転職するとは通常はなりません。
その理由が何なのか、私には分かりません。
通勤は時間や健康を考えれば、ものすごい「人生の損失」なのに。。。。
金額に換算したら結構な金額になるのに。。。
一つ考えられる理由として「通勤による損失が金銭的な損失ではない」ということが考えられます。
通勤手当として電車代やバス代が支給されていれば、損失として認識しづらい面もあるのかもしれません。
しかし、長時間通勤は喫煙と同じです。
健康な体と健康な心を確実に蝕んでいます。
一日も早く、長時間通勤から自分の身を解放してあげましょう!
長時間通勤から解放されるには転職しかありません。
健康と自由な時間の2つの財産を手に入れることはお金に換えがたい価値を手に入れるのと同等か、もしくはそれ以上の価値を手に入れることになります。
それを実感するためにも通勤ストレスのない働き方を早いうちに実現しましょう。
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