「休みが取りにくい」
「休みを取らせてもらえない」
会社には法律で休日が決められているにもかかわらず、休みを取ることができない。
法定休日、有給休暇などは労働者の権利です。
にもかかわらず、休みが取れないって一体どういうことなの?って思うでしょうが、その原因は会社のパワハラ体質にあります。
「休めない雰囲気がある」
「休むと報復措置を受けそう」
といった雰囲気の会社が歴然と存在しています。
こういった会社は長期で働く会社ではありません。
今回は、休みが取りにくい会社に居ることのマイナスについて説明します。
休みが取りにくい会社にいると不都合です。
休みが取りにくい会社とはどういった会社をイメージしますか。
仕事が忙しい?
人が足りていない?
そういったイメージを持つ人が多いでしょう。
確かにそういった面もあるでしょうが、それだけではない面もあります。
というのも、休みが取りにくい会社には、休みを取らせないような雰囲気があるいうことです。
仕事が忙しい、人が少ないという理由で休みが取れないのであれば、仕事の繁忙期を過ぎれば休みは取れるでしょうし、新しい人が入れば休みも取れるでしょう。
しかし、会社が休みを取らせないような雰囲気があるのは大問題です。
休みは法律で取るように決められています。にもかかわらず、取らせないのは違法です。
会社もその点は十分に理解しているでしょうから、休みを取るなとは表立っては言いません。
そのかわりに、休みを取りにくい雰囲気を作り上げてしまうのです。
私の経験上、休みを取りにくい会社にいると困るのは2つのケースです。
②長期休暇を取りたいとき
①体調不良のときですが、休みを取りにくい会社では朝会社に電話するときに勇気が要りますね。
上司に電話で「今日は体調不良で休みます」と言うと、「ゆっくり休みなさい」という上司であれば良いですが。。。。
細かく体調を聞かれたり、出社しろ!なんていう上司もいます。
そして休んだ翌日、会社に行って上司から嫌味を言われたり、最悪の場合は仕事を取り上げたりする上司もいます。
②長期休暇を取りたいとき
近場に遊びに行ったりするときに2~3日の休みを取りたいとき、身内に不幸があって5日くらい休みを取りたいとき、なかなか取れる雰囲気ではない。
遠く離れたところに実家があり、帰省したり忌引きで休もうとしたときに、後ろ髪惹かれる思いで休まなくていけません。
上記の2つのケースは、誰にも起こりうることです。
そのときに、気持ちよく休みを取らせてくれる会社と、取らせてくれない会社とではあなたの仕事のパフォーマンスが全く違ってきます。
気持ちよく休みを取らせてくれれば、休み明けの仕事も気持ちよくできます。
長期の休みをくれたことへの会社の感謝の気持ちも芽生え、これまで以上に仕事を頑張っていこうという気になったりするものです。
一方で、休みを取りにくい会社だと、休んでいる最中でも、休み明けの出社での周囲の反応が気になってゆっくり休めません。
休みをゆっくりと取れなければ、精神状態は安定しません。
休みが取りにくい原因は会社のパワハラ体質です。
休みを取りにくい会社には大きな特徴があります。
それはパワハラ体質の会社だということです。
社員への風当たりが厳しく、ミスでもしようものなら容赦なく罵倒される会社です。
会社の雰囲気は常にピリピリしているおり、私語など絶対許されないなよう会社です。
そういったパワハラ体質の会社では、休みが取りにくいです。
さすがに休むな!とは言いません。
休むことに対して寛容でないということです。
まずは、休みが多くなると上司から注意されることになります。
休みが多くなるにつれて上司の怒りのボルテージは上昇します。
それでも、あなたが休みを取り続けたならば、仕事を取り上げていくような報復に出てくるでしょう。
そしてさらには人事において報復人事をやってきます。
休みが多いということは、やる気のない証拠とみなし、左遷や降格をしてくるような会社もあります。
こういったことを平気でやってくる会社はパワハラ体質の会社です。
こういった会社は、社員を少しでも安く、そして限界まで使おうとします。
たかだ、休みが取りにくいというだけでパワハラ体質の会社と決めつけるのはどうかという意見もあるでしょうが、かなりの確率でパワハラ体質と断言できます。
パワハラ体質の会社に共通していることは、社員を締め付けていることです。
別の言い方をすれば、社員の考えや行動に自由を与えないということです。
つまり、社員が自由に有給休暇を取るということは、パワハラ体質の会社にとっては容認できないということです。
休みが取りにくい会社はマイナスが多すぎます。
休みが取りにくい会社がパワハラ体質であることは上記の通りです。
となれば、休みが取りにくいだけにとどまりません。
パワハラ体質であれば、サービス残業や過重労働も行われています。
仕事をするにしても、責任を押し付けられたり、何も教えてもらえずに仕事を回されたりといったように不都合な面が出てくるのも免れないでしょう。
一方、休みが取りやすい会社とはどういった会社なのか。
一言で言えば、社員を大切にしている会社です。
そして仕事のオンとオフとの切り替えで、心身ともに充実した状態で仕事ができるように配慮してくれている会社です。
社員の心身の状況が、いかに仕事のパフォーマンスにとって重要なのかを理解してれている会社です。
そういった会社では、やりたい仕事をやらせてくれたり、提案したことを前向きに検討してくれたりします。
休みが取りにくいか、取りやすいかで、あなたが働きやすい環境にあるかどうかを判断できます。
当然、休みが取りやすい会社で働くことが重要になってきます。
おわりに
休みが取りやすい会社かどうかは、求人票からは分かりません。
そのため、会社の雰囲気や体質を理解している転職エージェントに求人を紹介してもらうほうがよいでしょう。
転職エージェントの求人は、給料や休日数のような外部から見えるものだけではなく、社風や会社の体質など内部からしか見えないものまで把握できます。
というのも、転職エージェントの営業マンが求人を出している会社の内部事情に精通しているからです。
営業マンは求人の会社に何度も足を運び、会社の雰囲気や社員の仕事中の表情などを観察しています。
あなたは希望する会社の雰囲気を知ることで、休みが取りやすいかどうかを判断することができるでしょう。
以下は私がオススメする転職エージェントです。
転職エージェントを活用して、休みの取りやすい会社へ転職して下さい。
ゆっくり休むことは、仕事だけではなく人生をも豊かにしてくれます。
人生で最も大事なものは時間です。
しっかり休めて、自由な時間を手に入れることができる会社を選択しましょう。
会社員には色々な不幸が訪れます。
その最たるものがブラック上司によるパワハラです。
いつ何時、あなたがブラック上司の下で働くことになるか分かりません。
いまは優しい上司の下で働くことができていても、会社員には人事異動があります。
明日から、いきなりブラック上司の下に配属されるかもしれません。
そうなった場合でも安心して働けるように今からブラック上司の撃退法を身に付けておきましょう。
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そうした人向けには、即効で効果を発揮する撃退法を紹介しています。
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