40代は若手社員とコミュニケーションを取りなさい。さもないと人事評価が低くなりますよ。

人間関係

40代の会社員で、若手社員との付き合いが苦手という人は多いのではないでしょうか。

かくいう私は苦手というほどではないですが、決して得意ではありません。

私の場合は、どちらかというと年配者、役職者との付き合いのほうが苦手ですね。

まだ、若手社員と付き合うほうがラクかもしれません。

じつは今の時代、若手社員とコミュニケーションを取ることは必須事項です。

得意とか、苦手だとか言っている場合ではありません。

40代は、若手社員と交流していかなくては会社内で生き残れません。

そしてなによりも、40代で若手社員とコミュニケーション取れない社員は、会社から低評価を受けてしまうことになります。

今回は、40代が若手社員と交流することの重要性について説明します。

 

コミュニケーション能力の重要性は高まるばかり

現代は人間関係が希薄な時代。

会社は競争、利益優先を掲げており、社員同士の関係は希薄なものになっています。

そこに追い打ちをかけるかのようにAIやロボットの登場。

生産性向上のため、コストの高いヒトという資源を減らす方向にあります。

そうなると社員同士が少ない椅子を争うようになり、関係はさらに希薄なものになっていきます。

これは、時代の流れで止めることはできません。

一方で、会社経営者は優秀な人材を欲しています。

社員数は減らす方向でありながら、優秀な人材に限っては積極的に採用しています。

「企業は人なり」という言葉は、いつの時代でも通じる言葉ということです。

優秀な人材と一口に言っても、色々なタイプがあります。

  • マネジメント能力に優れている。
  • 専門技術を用している。
  • 営業力に優れている

これらのどのタイプの人材も有している共通の能力が、コミュニケーション能力(以下、コミュ力)です。

コミュ力は相手との意思疎通を行う能力のこと。

コミュ力はどのような仕事に就こうとも必須の能力です。

コミュ力がなければ、お客様のニーズも聞き出せないし、同僚と一緒に仕事もできない。

コミュ力はいつの時代でも必要とされる能力であり、特に人間関係が希薄ないまの時代においてはその重要度は高まっています。

40代は若手社員とコミュニケーションを取ることが仕事です。

会社組織は人間の集まりです。

それも価値観や考え方の異なった人間の集まりです。

価値観や考え方が異なる主な理由は、年齢層の異なる人たちが集まっていることです。

上は60代から下は10代と幅広い年齢層で構成させており、そうした人の集まりが同じ目標へ向かって進んでいかなければなりません。

そのためにはコミュニケーションが必要不可欠です。

40代は年齢層の構成でいうと、ほぼ中間に位置しています。

40代は年配者と若手社員の双方に対して、積極的にコミュニケーションを取るべく役割を担っている世代なのです。

さて、ここからは、会社の収益アップには若手社員の存在が欠かせないという話です。

会社の収益は、若手社員が頑張ってくれないと伸びない構造になっています。

どういうことか?

会社の本音として、給料の安い若手社員が頑張ってくれればくれるほど、会社としては利益貢献が大きいという事情があります。

さらに若手社員は、体力、知力、エネルギーが他の年齢層より圧倒的に勝っています。

だから、会社としては「一日でも早く若手社員を育成し、戦力にしたい」のです。

これは会社経営の重要なテーマです。

そのためには、若手社員を育成してくれる社員が必要となってきます。

その役割を担うのが30代~40代の中堅社員ということです。

若手社員とコミュニケーションを取れて、若手社員を育成することができることができれば、会社から高い評価をもらえるのは間違いありません。

逆に、若手社員と話すことすらできないようではお先真っ暗です。

若手社員とのコミュニケーションは、仕事の一端として捉(とら)えていく必要があります。

若手社員とコミュニケーションを取るメリット

若手社員とコミュニケーションを取るということは、最近の流行りの情報を手に入れることができます。

そんなもの知りたくもないという意見もあるでしょうが、それでは今の時代を乗り切れません。

ここでいう流行りの情報とは、

「ガジェット(スマホなどの電子機器)やテクノロジーなど現代の経済を牽引しているもの」

についての情報です。

こうした情報は仕事をする上で必要不可欠です。

例えば、スマホについてはコミュニケーションツールとして必需品で操作が出来ないようでは話になりません。

これらの情報に敏感な世代といえば、会社のなかでは若手社員になります。

若手社員と交流を持っていれば、分からない点が発生する度に教えてもらえます。

さらにもうひとつ若手社員との交流によるメリットを紹介します。

それは、若返りを果たすことができるということです。

実年齢よりも若く見える人は運動をしたり、食事に気を付けたりしている人が多い。

それともうひとつは、若い人たちに囲まれて仕事をしていることがあります。

人は環境で変わります。

若い人の考え方や行動に感化されて、心が若返っていくのです。

悲しいかな、私のいまの部署は60代社員が多くいます。

会話の内容といえば、病気のこと、老後の生活費のこと、会社への愚痴など。

このような会話を聞かされると憂鬱な気持ちにしかなりません。

エネルギーに満ちた若手社員との交流は、自分を活気づけてくれる面はあります。

おわりに

経営者は若手社員との交流を好みます。

これは、私が社内にいて実感することです。

なぜだろう?と自分なりに考えてみたところ、1つの答えを見つけることができました。

その答えは「経営者は若手社員の成長のなかに会社の成長を重ね合わせている」ということです。

40代から50代の社員は、良い意味でも悪い意味でも、すでに完成されています。

それよりも、これからの伸びしろの大きい若手社員に期待しているのです。

その期待の表れが、若手社員との積極的な交流に表れているのです。

こうした交流を経営者に代わって、40代社員がやっても構わないわけです。

というよりも積極的にやっていくべきです。

それが、会社の成長だけでなく、あなたの成長にも繋がっていくのですから。

若手社員のなかには、年配の社員と色々な話をしたいと思っている人もいます。

特に、仕事に関する相談をしたいと思っている若手社員は多くいます。

まずは、年上のあなたが声をかけてあげてください。

若手社員からは話しかけづらいものです。

 

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