人事異動は会社の好き勝手に決められているだけ。

人事異動

会社員である以上、人事異動は避けられません。

人事異動の時期になるとソワソワして仕事が手に付かなかったりと、どこか落ち着かない自分がいたりします。

それもそのはず。人事異動は会社員の運命を決める大事なイベントですから。

浮くも沈むも人事異動一つです。

それだけ会社員にとっての大事な人事異動ですが、多くの人が「人事異動は本人の能力や実績に応じて決められている」と思っている節(ふし)があります。

実はそれは大きな勘違いです。

そんな公平でクリーンな手法で人事異動が決まることはありません。

本当のところは「人事異動は会社の都合で決められている」ということです。

あなたの人生が、そして私の人生も、会社の権力者の考え一つで決められているわけです。

ほんと、自分の無力さ・非力さに腹が立ってきます。

今回は、会社員にとって最も大事な人事異動が、本人そっちのけの会社都合で決められていることについて説明します。

 

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会社員の最大のリスクは人事異動です。

会社員の一番のリスクは何か?と問われると、会社倒産と思っている人が多いでしょう。

でも、確率から言うと、自分の会社が倒産に遭遇することは滅多にありません。

それよりも、会社員の一番のリスクは『人事異動に逆らえないこと』です。

基本的に人事異動命令に拒否できません。

拒否することは、すなわち会社を辞めなければならないということです。

人事異動にはいくつのか種類があります。

それらのなかで、私がリスクであると考える人事異動は以下の2つです。

①『部署異動』

②『転勤』

どうして、この2つがリスクなのか。

それは、人生を一変させるだけの影響力を持っているからです

まず『部署異動』についてですが、部署異動とは仕事内容が変わることです。

営業部から総務部へ異動、もしくは総務部から営業部へ異動といったようなものです。

全く経験のない仕事へ異動となれば、一から勉強しなければなりません。

若いうちならともかく、30代半ば過ぎて、全く未経験の仕事に就くことは精神的にも、肉体的にも負担がかかることになるでしょう。

もちろん、新しいことにチャレンジできるという意味ではチャンスでもあります。

⇒40代で未経験職種への異動命令!前向きにとらえましょう。

それでも、納得できない人もいるでしょう。

未経験の仕事への異動はチャンスではありますが、全く興味のない仕事や全く適性に合わない仕事であれば、チャンスどころか苦痛にしか思えませんよね。

そうなれば、一生やりたくもない仕事をする羽目になるかもしれません。

それは、つまり会社員人生が終わったくらいの苦痛さなのです。

そして、次に『転勤』についてですが、これは転居の移動が必要となります。

私は、転勤だけは絶対NGです。

若い頃は転勤族で、転勤のツラさを身に染みて分かっているだけに、いまは転職条件に『転勤ナシ』は必須ですね。

どうして、会社の都合で自分の生活拠点を動かさなければならないのか?

私は自分が転勤させられていた時から、疑問に思っていました。

あれから数年経った今では、転勤しなくてよい働き方を選択できるようになってきました。

転勤制度は、もう過去の遺物になりつつあります。いまなお転勤制度を用いている会社は、優秀な人材を採れないと覚悟するべきでしょう。

⇒いまや転勤のある会社はブラック企業です。

転勤は人生を一変させてしまいます。

自分だけではなく、家族まで巻き込む一大イベントですからね。

何度も言いますが『部署異動』と『転勤』は人生を大きく変えてしまうだけのパワーを持っています。

この2つの人事異動を否応なく受けなければならないことが、会社員の最大のリスクではないでしょうか。

人事異動には他にも『昇進』や『降格』といったものもあります。

特に『昇進』は出世したい人には、人生を大きく左右することかもしれません。出世は会社員の一つの大きな目標でもありますからね。

ただ、昇進や降格については、自分の頑張り次第でどうにかできる部分はあります。

一方の部署異動や転勤は、自分の頑張りが通用しない分野です。

会社に言われるがままに部署異動させられ、そして転勤させられるのです。

果たして、これほどのリスクがありましょうか。

人事異動は会社の都合のみで決められています。

会社員の人生に大きな影響を与える人事異動。

そんな人事異動は本人の能力や実績に応じて決まっていると思っている人がいるようですが、それは全くの誤解です。

すべては『会社の勝手な都合』で決まっています。

人事異動は、表面上は社員のために行われているということになっています。

具体的には以下の通りです。

  1. 本人の成長のため
  2. 本人のモチベーション促進のため
  3. 適材適所の配置

もし本当に人事異動が社員本人のために行われていれば、会社は競争に勝てないでしょう。

社員が中心で、会社が二の次なんてあろうはずはありません。

やはり、人事異動は会社のための行われているのです。

会社の利益のため、社員を将棋の駒を動かすように右に左に本人の気持ちを尊重することなく動かしているというのが実態です。

  • 誰をどの部署に動かすか。
  • 誰を昇進させるか。
  • 誰を地方の営業所へ転勤させるか。

これらは人事権を持った人が、会社の利益を念頭に自分の好みで異動命令を発動しているのです。

社員のことなど、人事という会社における重要戦略の前では、取るに足らない小さな扱いでしかないのです。

悲しいですが、これは現実です。

大企業であれば、何千、何万という社員がいるのです。

いちいち社員一人一人のことなど考えて人事異動なんて決めることなどできません。

この点をもう少し掘り下げて言うと、社員一人一人の人事異動については直属の上司の意見が反映されることになります。

直属の上司の意見を参考にして人事の責任者が決定するのです。

人事の責任者は社長であったり、役員であったり、会社によって異なります。

ここでのポイントは、直属の上司の評価が大きな決定打になるということです。

あなたがどんなに優秀な社員であっても、あなたの直属の上司から悪い評価をもらえば、それに応じた人事異動が下されてしまうということです。

さらにその上に、派閥や好き嫌いといった感情が絡んできます。

これが人事異動の実態です。

こうしたことは、どこの会社でも大差なくおこなわれています。

会社人事は、政治や外交に似ていると言われます。

表面上は綺麗にみせていますが、水面下ではドロドロとした駆け引きが展開されているという意味です。

人事異動は、社員本人のためではなく、まず第一に会社都合であり、会社の権力者都合であることを認識しておいてください。

人事異動に振り回されない人生を生きよう。

人事異動が会社の都合で行われていると分かったところで、会社員でいる限り、それに従うしかありません。

それが会社員の宿命だと割り切るしかありません。

このように半ば諦めの境地にある雇われの身である会社員ですが、最近は事情がだいぶん変化してきています。

その変化とは?

もう人事異動命令を宿命だと思って受け取る時代ではなくなりつつあるということです。

いまは、理不尽な異動命令や納得できない異動命令を受けとったのであれば、別の会社に移ることが最有力の選択肢になってきています。

一昔前は納得できない人事異動でも会社に従っていれば、定年まで勤めあげることができ、退職金ももらえました。

損得勘定でいうと得だったということです。

しかし、いまはいつ会社から放り出させるか分からない時代です。

実際に、大手企業からはリストラのニュースが次から次へと湧いてきます。

⇒大企業に勤めている人はリストラに怯える日々から解放されよう。

これらのニュースは自分で考えて、自分の身を守る時代が来たことを教えてくれているのです。

もう会社の言いなりになっても良いこともなければ、得することもありません。

時代の変化を感じて下さい。

ではこれからはどういった時代になるのか?

これからの時代は『ジョブ型雇用』の時代です。

『ジョブ型雇用』とは会社が必要な時に必要な人材を採用するということです。

『ジョブ型雇用』についてはこちらの記事に詳しく書いています↓
・これからは『ジョブ型雇用』が主流です。そのための準備はできていますか。

いまの会社での人事異動がどうしても納得がいかないのであれば、あなたのスキルや実績を必要としている会社へ移るべきです。

いまは我慢する時代ではありません。

我慢していてもじり貧になって年齢だけとってしまいます。

気付いた時にはリストラの候補なんてことになりかねません。

⇒転職のチャンスが訪れたら必ず飛び乗りましょう。

おわりに

人事異動は会社の都合で決められています。

人事異動が自分にとってプラスなことであれば受け入れればよいでしょう。

たとえば、未経験な仕事に配置転換されても、自分の将来にプラスになると思えば、人事を受け入れてみるもの面白いでしょう。

でも、一方でどう考えても納得できない人事異動を命じられたときは、転職することを選択に入れるべきです。

というのも、いったん納得できな人事異動を受けると、次の人事異動まで数年は納得できない人事で我慢することになります。

はたしてそれまで耐えることができるかどうかです。

それに数年経って次の人事異動で満足いく異動ができるという保証は全くありません。

ただ確実に言えることは、その間に、年齢は確実に重ねるということです。

転職しなければならないくらいに追い込まれたときには、もう年齢的に厳しいなんてことはよくある話です。

くれぐれも立ち上がるタイミングを逃さないようにして下さい。

もう人事異動に振りまわされる人生とはおさらばしましょう。

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