転職回数が多い人は「自分に合う仕事」を求めている行動派なのです。

転職の良き点

転職回数が多いと良いイメージを持たれません。

仕事を何度も変えることは世間的にはマイナスです。

一番のマイナスは「信用されない」こと。

世の中には、ひとつの事をずっと継続することが素晴らしいという考えが根強くあります。

たしかに、継続することは何かを成すためには必要なことです。

「継続は力なり」というくらいですから。

ある目標を立て、それに向かって邁進する。

そこにたどり着くまでに苦しいことがあろうと、悲しいことがあろうと、ひたすら継続していくことこそ大事なことです。

だから、継続することは素晴らしいし、称賛に値するのです。

では、一つの仕事や一つの会社を継続することについては、どうなのでしょうか。

同じように素晴らしいと言えるのでしょうか。

その答えについては、社会的信用力を見れば一目瞭然です。

一つの会社で長年仕事をしている人は、住宅ローンやクレジットカードの与信審査で高い評価を受けることができます。

勤続年数が長いと与信審査を通過できる可能性がグンと高まります。

社会における信用力という点においては一つの会社で長く仕事をすることは有利に働くということです。

しかし、それはあくまでも外部からの評価についてです。

実際に一つの会社でずっと働いている本人は、どういった気持ちで仕事をしているのでしょうか。

仕方なくいまの会社に居続けた結果、勤続年数だけが増えたしまったということはないのでしょうか。

自分の個性や能力が発揮で出来ていれば良いのですが、そうではなくただ生活のため仕方なく会社にいるとしたら大変なことになると断言できます。

というのも、いまの時代は会社内部での社員間競争が激しいため、会社員であっても、個人事業主並みの自立性が求められます。

  • 自分の力で成長しなければならない。
  • 個性を打ち出した仕事をしなければならない。

会社は何もサポートしてくれません。

そのためには、最低限として『自分に合った仕事』に就いておく必要があります。

そうでなければ、自分が苦労するのです。

そして、自分に合った仕事にたどり着くためには、ある程度の転職回数を重ねることが必要になってきます。

最初からいわゆる「天職」に巡り合えることは難しいためです。

仕事は外から見たとの実際にやってみることでは大きな差がありますので。

転職回数を重ねながら、次第に自分に合った仕事に近づいていくと考えるべきです。

そういう意味において転職回数が増えることは、人生の必要経費と割り切るべきでしょう。。

社会的信用が落ちようが、世間的に評価を落とそうが、転職回数は多くなることは自分に合った仕事にたどり着くために積極的に動いた証として考えることも必要です。

今回は、転職回数が多いのは自分に合った仕事を求めている結果にすぎないという考え方について説明します。

 

転職回数が少ない人は自分を騙して仕事をしている。

一つの会社で、ずっと働き続けることは称賛に値する。

これは世間の声です。

実際に生活するうえでも信用力は高い。

銀行やクレジットカード会社などの信用機関からは高い評価が与えられ、実生活での信用のバロメーターである借入額や金利等で優遇されています。

しかし、会社員をやっている人であれば感じているはず。

それは、称賛に値することではないことを。

「もっと自分には他に適した仕事があるのでは」

「もっと自分の能力を発揮できる会社があるのでは」

そんな思いを胸に秘めながらも、いまの会社でくすぶっている間に無駄に月日を費やしてしまった。

その結果として勤続年数が長くなっただけ。

ある意味、自分をだましながら働き続けてきた結果なのです。

いまの会社を出たくても出る勇気がない。

もしかしたら、勇気だけではなく能力がないのかもしれません。

それで仕方なく『静観』や『現状維持』を決め込んでいるだけです。

それを外から見れば、一つの会社で継続して頑張っていると評価してくれる。

なんとラッキーなことか。。。

しかし、いつまで自分の気持ちに嘘をついて仕事を続けることができるか?

それでも、やり過ごすことができればまだ良しとしましょう。

しかし、いずれ大きな壁にぶち当たることがなることを頭に入れておいてください。

自分に合う仕事に就いておかなければいけない2つの理由

自分に合っていない仕事に就いていると、大きな壁にぶつかることになります。

壁には2つあります。

一つ目は成長に限界が来ます。

いまは競争社会です。

だれも助けてはくれません。

職場の同僚や上司も、手を差し伸べてくれることはありません。

何があっても自分で這い上がる必要があります。

そのためには自分の個性的な能力にあった仕事に就いておかなければなりません。

自分に合っていない仕事で努力をするのはかなりしんどいです。

自分の興味にない仕事について勉強するのはしんどいです。

二つ目は個性を発揮できません。

いまの時代は昔に比べて「個性的な考え」が尊重されるようになりました。

各人それぞれのアイデアや考えを仕事の中で発揮することが求められています。

オリジナリティです。

世の中の変化が激しい中で、会社は生き残りを模索しているわけですが、その原動力は個人レベルの発想力やアイデアによるものです。。

新しい商品やサービスは、社員個人から生まれてくるのです。

これから個人の存在はますます増すばかり。

そのためには自分に合った仕事に就いておかなければなりません。

自分に合っていない仕事ではオリジナリティも湧いてきません。

自分が興味のない仕事では個性も発揮できません。

転職回数が多いのは『自分に合う仕事』を探し求めている証拠

以上の2つの理由から自分に合う仕事に就くべきなのです。

しかし、自分に合う仕事に就くのは、容易なことではありません。

自分に合う仕事が何かが分からないからです。

「これがあなたに合う仕事です!」と誰かが提示してくれるわけでもありません。

また、適性診断などは多少のヒントにはなりますが、それで分かれば苦労はしません。

やはり方法は一つです。

自分に合う仕事を、ただひたすら追求していくしかありません。

直観的にやってみたい仕事、自分に向いていると思った仕事に対してどんどんチャンレンジしてみるしかありません。

そして、当初の思いと違っていれば、軌道修正すればよいのです。

それは結果的に転職回数が増えることを意味します。

しかし、気にすることはありません。

それは積極的に動いていることの証です。素晴らしいことではないでしょうか。

ここで一つアドバイスです。

周囲から勧められた仕事、または、周囲から誘われた仕事に対しても積極的にチャンレンジして欲しいということです。

自分では気付いていない能力、自分には無いと思い込んでる能力をいつもあなたを見ている周囲の人は見抜いている場合があります。

あなたに適さない仕事を勧めることはありません。何かしら、あなたに可能性を見出して勧めているのです。

実は、そんな中にあなたの合った仕事が潜んでいることだって十分にありえるのです。

⇒転職活動にはやるべきことの順番がある。

おわりに

自分に合った仕事に出会うためには、自主性を持って行動するしかありません。

その結果として、仕事を変わったり、会社を変わったりする回数も増えるかもしれません。

転職回数が増えれば、信用力の低い人という評価を受けることになります。

それでも前進あるのみです。

自分を殺して何十年も同じ会社に居ることで信用力を得たとしても、いすれは壁にぶつかります。

いまは目先の信用力や世間体は無視して、自分に合った仕事を見つけるべきです。

そして、いったん自分に合った仕事が見つけることができれば、あとはもう躍進するだけですから。

大きな活躍と大きな待遇を手にする可能性がグンと広がってきます。

おまけですが、勤続年数も増えていくでしょう。

是非、世間体を気にせずに、自主性を持って邁進することで、実りのある人生を手に入れてください。

 

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