自己成長できない会社にいると『戦闘不能な人材』になりますよ。

成長しない会社 労働環境

もう、ずいぶん昔の話になりますが、

新卒の就職活動時に、学校の先生から「出来るだけ大企業に就職しなさい」と言われたことがあります。

その言葉が意図することとは?

普通に考えれば、大企業ならば安定している、待遇が良い、福利厚生が充実しているからと思いますよね。

しかし、それだけではなかったのです。

学校の先生が言うには、

「大企業に行けば、多くの優秀な人たちに会えます。そして、その人たちと一緒に仕事をすることであなたは成長できますよ」

ということでした。

「なるほど、大企業にはそういうメリットもあるのだ」

と気付かされたことを今でも覚えています。

会社は成長することを義務付けられています。

そして、社員一人一人も、会社と共に成長することを目指していかなければなりません。

今回は、人が成長するために必要なことは何かについて紹介します。

 

成長することは生き残るために必要なこと。

何のためにそれほどまでに成長を目指すのか。

それは『競争に勝つため』です。

もちろん、競争しない生き方もありますし、そういう生き方は私も好みます。

とはいっても、会社員として生計を立てる以上、否応なく競争に巻き込まれてしまいます。

たとえ、あなたが出世することを望まなくても、あなたの会社が他社と競争している以上はその一員として競争しなければなりません。

どうしても競争から逃れたいのであれば、会社を辞める以外に方法はありません。

競争することが苦手な人には、人のために働くという生き方があります。

詳しくは、ミドル世代になれば社会のために働くのも選択肢の一つです。をご覧ください。

競争、競争といっても、誰か特定の人、特定の会社を打ち負かすことではありません。

競争に勝つとは、厳しい時代を「生き残る」ということです。

そして『生き残るために成長しなければならない』ということです。

あなたの成長を阻害する職場は避けた方がよい。

あなたが生き残るためには、あなた自身が成長しなければなりません。

もちろんあなたが成長するには、あなた自身の覚悟と努力が不可欠であることは十分に理解されているとは思いますが、

同時に、成長を阻害する職場の状況を避けることも必要であることも理解しておきましょう。

その職場の状況とは以下の2つです。

①いまの職場があなたの適職ではない状況
②いまの職場があなたにとってレベルが低い状況

人の成長には環境が大きく関わってきます。

成長を阻害する状況とはどういったものかを把握しておくことは、今後あなたが会社選びに失敗しないために必要なことです。

それでは詳しく見て行きましょう。

①いまの職場があなたの適職ではない状況

会社での仕事は分業制である以上、担当業務を来る日も来る日も繰り返し行うのが一般的です。

毎日となれば、当然飽きも感じてきます。

休み明けの月曜日になれば「また一週間、同じ仕事か…」なんて愚痴の一つや二つ出てくるでしょう。

こうしたマンネリ化を感じることは、誰でも経験はあるでしょう。

しかし、それが一時的で終わるのか、それとも長期化するのかで、あなたの成長に与える影響は全く違ったものになります。

一時的に感じる分には問題ないのですが、長期にわたって何度も何度も感じるようではそれは成長にとって大きな障害となります。

成長するには、仕事に気持ちが乗っていることが絶対的不可欠だからです。

マンネリ化を感じて気持ちが乗っていなければ、仕事に前向きになれませんし、向上心を持って取り組もうともしませんからね。

もしマンネリ化を長期間にわたって感じるようであれば、いまの仕事が自分に合っていないのではないかと疑ってください。

つまり、いまの仕事はあなたの適職ではないということです。

適職であれば、気持ちが長期にわたって沈んだ状態のままということはありません。

適職については以下のページにて詳しく書いています↓
・あなたの適職を見つける唯一の方法がここにあります

②いまの職場があなたにとってレベルが低い状況

会社員である以上、仕事は一人で行うということはありません。

会社組織の一員である以上、周囲の人と何らかの関わり合いは発生してきます。

そんな中、あなたが「この人は仕事ができないなぁ」と思う人が出てくるかもしれません。

  • 何度も同じミスをする人
  • 状況把握ができない人
  • 臨機応変に対応できない人
  • 気配りができない人

しかし、こういう人はどの会社でも、どの職場でも存在します。

特に気に留めることでもありません。

ただし。。。

あなたの上司、もしくはあなたよりも上位の役職連中が「仕事ができない」となると話は違ってきます。

例えば、あなたの上司がミスは犯したとしましょう。

それは別に問題ではありません。誰でもあることです。

ただ、同じミスも一度や二度ならまだしも、何度もそれを繰り返していると、それはもうミスとは言いません。

その上司に能力がないということになります。

あなたの上司が能力のない人であれば、残念ながらあなたの職場はレベルの低い職場ということになります。

他にも、レベルの低い職場の特徴をあげると以下のようなものになります。

・精神年齢が幼い人が多い
・感情的になりやすい人が多い
・コミュニケーションが取れない人が多い
・愚痴や不満ばかりを口にする人が多い
・仕事ができない人が多い

レベルの低い職場で働くことはかなりのストレスになるのですが、

実はストレスよりも、もっと大きなマイナス効果をあなたにもたらすことになります。

それは「あなたの成長を妨げるだけでなく、あなたの能力を低下させてしまうこと」です。

人は環境に流れやすいものです。

あなたは知らないうちに、レベルの低い職場に慣れてしまっていることでしょう。

そして、あなたが気付いた時にはもう手遅れなレベルまで能力が低下しています。

成長するのに最も大切なこと

あなたが成長したいと強く思うのであれば、方法は1つしかありません。

「成長させてくれる会社で働くことです」

さらに欲を言えば「成長にプラスになる人」と一緒に仕事をすることです。

成長には「自力で成長できる部分」と「自力では成長できない部分」があります。

知識を習得すること、技術を磨くことなどは自己努力で成長はできます。

問題は「自力では成長できない部分」です。

具体的に言うと「経験を必要とする部分」です。

例えば、ものごとを判断すること。人を動かすこと。人を育成すること等々。

これらは、会社からチャンスをいただき、それなりの責任あるポジションに就かなければ、身に付かないものです。

詳しくは、こちらの記事に書いています。↓
・成長したいのであれば、権限と責任を与えてくれる会社に行きなさい。

そして、これら経験値を必要とするものを習得するには、手本となる優秀な人が同じ職場にいることが不可欠です。

というのも、手本となる人がいなければ、自分のやり方が良いのか、悪いのか、または、正解なのか、間違っているのかを判断できません。

たしかに自力で失敗を繰り返しながら習得することもできますが、それでは時間がかかってしまいます。

さらに優秀な人と仕事するメリットとして、あなたの精神力にプラス作用を及ぼすことがあげられます。

優秀な人の中には、人並み外れた胆力や忍耐力を持っている人が多くいます。

そのような人と仕事ができれば、人間力を高めるチャンスを得ることにもなります。

おわりに

いま、あなたが成長を阻害する会社で働いているのであれば、転職を考えるべきです。

もしかすると、いまは成長しなくてもあなたは生き残れているかもしれませんが、いつあなたを取り巻く環境が一変するかも分かりません。

そのときに頼りになるのは、あなたのスキルと能力だけです。

ですから、一日たりとも時間を無駄にすることなく、精進しなければなりません。

そのためにも、まずは自分が成長できる環境を探し、そこに身を置くことが大事になってきます。

その際に是非とも活用してほしいのが『転職支援サービス』です。

転職支援サービスを活用することで、あなたの現状の能力を把握し、今度のキャリアアップを導いてくれるような会社を見つけてください。

転職支援アドバイザーが数多くある求人情報の中からあなたの成長に適した求人を紹介してくれます。

「このまま、この会社にいてはまずい!」と思ったら、まずはアドバイザーに相談しましょう。

全てはそれから始まります。

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成長できない会社に入ってしまっては元も子もありません。

まずは成長できる環境で働くことです。

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